今日、友人と話していて面白い話題が出ました。
自分ら車好きにとって人生の後半から最後に所有したい車はなんだろう?と。
友人は目の前に置かれたケーキの様に選べんと・・。
(甘いもの好き)
でも後20年楽しむと言われたら・・。
しいて言えばケーターハム130Rらしいです。
でも迷ってました。笑
私は、今の所この7しかありません。
但し、今後20年〜30年と言うとどうなんだろうと思います・・。
また維持(環境の変化等も含め)できるのかと・・。
例えば大きな国産高級ミニバンが500万くらいだとして5年毎位に買い換えると2000万位。
中古で、好きなスポーツカーを買っても余程のチューニングや修理をしない過負荷の大きい走り方をしない限りは流石に5年で2000万にはならない。
当然使用環境や状況で変わって来るのは事実だけど、自分が生涯を終える時、免許を置く時に誰かに託したい車に、申し訳ないがミニバンは入らない。
ミニバンも10年乗れなくはないが、筐体の大きさや開口部の広さから来る劣化は大きい。
残したい車かと言うとそれは無い。
あくまでその時代を過ごした車。
誰かに思いを託す。渡す。繋げる。
スポーツカーのDNAってそう言う事ではないかと。
そういうのって文化なんじゃないかと思う訳です。
父から子へそして孫へ。
親友とか。
思いを託せる者に継承していく。
海外では良く聞く話だけど日本では数える程。
日本の自動車メーカーも車のジャーナリストも、車に関わる全ての車好きが託せる車をメーカーは作って欲しいと思うしその様な文化を構築すべき。
だけど悲しけど現在販売されている車を見渡すと殆どその様な車が少ない。
(私的には0に等しい)
古い車でサーキット走行等を頻繁に行って傷んだらボディ替え。
事故を起こしたら買い替えって。
生産中止車は、そう言う事をするより今後の事を考えると残して行く事を第一に考える事の方が大事ではないかと。
無闇矢鱈なチューニングはしない。
運転技量を向上させ無用な事故をなくす。
少しずつ直しながら付き合う。
etc
僕ら車業界の人間も含め車好きが今後20年〜30年にどんな車を後世に残し託せるのか?
今現存しているハコスカやZの様に、今後どんな車がどれだけ残っているのか?
そんなターニングポイントにいるのかも知れません。

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