今日は、蔵王スキー場をベースに活躍されているトップテレマークスキーヤー、加藤氏(マンズ)のテレマークスキーレッスンを受けました。
今回は朝から終了の午後3時まで、みっちりしっかり指導、解説の、充実した内容でした。
とはいえ広い蔵王スキー場をたっぷり使い、説明はコンパクトに、どんどん見せてやらせる感じなので、足がヘロヘロになるまで滑りを楽しめました。
どんな難しそうな斜面でも高い姿勢で楽そうにすべる姿は、見てて惚れ惚れします。
レッスンではそのエッセンスを聞くことができます。
そしてその練習には、ストック無し、当て込みなどなど、動的で遊び的要素のものが多く取り入れられ、やってて楽しく飽きずに取り組めます。
ノーストックの中でのあらゆる体の動かし方は、あれ、一人でスキー場でやってるとヤバイ感じですね。
周りからかなり見られてました(笑)
でも、今回はその辺の体の左右方向の動きが、一番収穫ありました。
以下、備忘録的に、今回のレッスンを通じて自分が感じたことをメモ。
【フォールラインへ向かう意識】
・次に行く方向&遠くに視線をやる
・ローテーションさせず外向
・視線、胸、へそから外向するイメージ
・山側の手、ストックを体の前に維持してローテーション防止
【左右方向の体の動きでターンを作る】
・ターン内側の腰・わき腹を伸ばす動き
・ターン外側の手で犬の頭をナデナデ→手や肩を下げる
・そして、骨盤と肩のラインを斜面に平行にする
・伸ばしたターン内側わき腹を元に戻す→スキーの上にフラット
・かつ、斜面に対し垂直の状態
・それを通り越してさらに上体から先行して次のターン方向へ
・それまでの前足=次のターンの内足に乗っていき、谷周りを始動
・板を横向きから横向きに振るのは×
・板をしっかりと下に向ける!急斜面でも!
(このときいわゆるベンディング=抱え込みでクロスオーバーし、谷周りの始動時に内足での伸び上がりとわき腹伸ばしを同調できると、スキーがフォールラインを向く時点からスピードコントロールできる気がする)
【足の前後の動き】
・足の前後差の入れ替えは山周り終了から次の山周り終了時までの中で徐々に連続的に動く
・谷周り始動時は足の前後差はほぼなし
・内足のカカトをあげないイメージ
・内足を支えにして立ち、山周りに向けて外足をゆっくり押し出していく
・外足だけに乗り込まない
・内8:外2くらいの加重配分イメージ
帰りは新庄のおいしいハンバーガーをいただきました。
皆さん、運転とかありがとう!!

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