私自身、多忙を極め、なかなかブログを更新できないでいたが、先月は2ライン対応で作業が思うようにできなかったことと、やはり季節が変わる関係もあって、疲労が蓄積したのもあってなかなかブログを更新できないでいた。
そういった事情もあって、アパートでパソコンを広げることもできないでいたが、
先日のニュース(PC専用)の問題もあって、今後も安心して仕事に従事できるかどうかが疑問に思えてきた。
さて、今回表題にあげたとおり、現実に携帯電話のパケット料金で車が買えるほどの金額に達したケースがあったとのニュースがあり、新聞やテレビの朝のニュースでも話題に挙がったほどである。
(
こちら(PC専用)参照)
私自身、携帯電話契約時に各々の電話会社のサービス内容の違いなどの事情を知っているので今回のニュースについては私以外にも、事情を分かる人は本当に腹を抱えて大笑いできるような内容なのだが、現実、ウィルコム以外の携帯電話業者が提唱するパケット定額(ダブル定額、パケ・ホーダイなど)を本当に信じてよいかどうか、疑問に思えてきた。
ブログ発足当初、auがいつまで経っても数年近く重い腰を上げないことについて批判をするような記事を書いたが、これについては言い方を変えると、今回のニュースのように、パソコンに繋いで使ったとしても、パケット定額が実現できていない点を批判しているのも事実で、現実、パケット定額と言っても、ウィルコム以外のほとんどの携帯電話業者が虚偽があるといってもいいほどであり、本当の意味のパケット定額が実現できていない。
ウィルコムは旧DDIポケット時代にもう既に当たり前のように実現できていることなのだが、私が言う本当の意味のパケット定額とは、電話機本体のブラウザ以外にも、パソコンやPDAに繋いで使えるようになってから言って欲しいと思っており、電話機本体のブラウザでパケット定額になったといっても、その段階でパケット定額といわないで欲しいと思っているほどである。
私自身、普通の携帯電話のことを可搬型自動車電話(かはんがたじどうしゃでんわ)ということがあるが、その理由として、PHS以外の携帯電話の場合、元々は自動車電話であり、その自動車電話の技術を転用した商品であるからという理由から、持ち運びのできる自動車電話、という意味で可搬型自動車電話と言っており、もちろんau、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、ツーカーセルラーの4社は私にしてみれば可搬型自動車電話業者、といっているほどである。
確かにNTTドコモに限っては本当の意味での自動車電話も商品ラインナップにあるほどである。
しかしながら、PHSと携帯電話こと可搬型自動車電話の基地局の構造の違いにも問題があり(厳密にはウィルコムはPHSなのだが)、PHSの場合、電話機端末1本あたりの回線容量帯域幅が大きいために、あちこちに基地局を立ててマイクロセル・ネットワークを構築しており、基地局の回線容量帯域幅が不足した場合、近隣の基地局の電波が受信できるような状態であれば、その空いている基地局に割り振ることも可能であるが、携帯電話こと可搬型自動車電話の基地局のほとんど(au、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル)が、1つの基地局で数百〜数千本の携帯電話及び自動車電話の信号のやり取りを行うために、効率よく回線容量帯域幅を確保するために従量課金体系を取り入れており、特定の電話機だけに回線容量を占有させることがしづらい仕組みを取り入れている。
私としても、今すぐにというよりも、明日にでも解決して欲しい問題として、現状の可搬型自動車電話(=携帯電話)の基地局の回線容量の問題であり、PHSや固定電話ではとっくの昔にできていることがなぜ可搬型自動車電話では何年経っても実現できないのかが疑問に思えてならないのも確かである。
確かに最も大きいインパクトがあったのが、固定電話やPHSは複数回線を同期させる技術や、ADSLのようにデータ専用の信号をやり取りする技術で通信速度の高速化を実現できてきたのだが、可搬型自動車電話(=携帯電話)の場合、auのようにCDMA方式を取り入れた結果、機能拡張が容易になり、既存の機種をそのまま使用しながら通信速度の高速化が容易なケースと、他社のように通信速度の高速化を伴うと設備の総入れ替えを要するケースとに分かれてしまった。
その辺を踏まえても、可搬型自動車電話での本当の意味でパソコンに繋いで使ってもパケット定額が実現するには、まだ時間を要するかもしれないし、それこそ数年前は私が50代を迎える頃になってからになるだろうと思ったほどだっが、今回の問題と、NTTドコモが今年に入って事実上PHS事業を廃止したこともあるため、本当は私が30代に入った直後に実現して欲しかったが、もうauが何年経っても重い腰を上げないという現状があるため、せめて私が30代でいられるうちに実現して欲しいと思っているほどである。