
(画像1)UMD Video「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜 UMD1」より
(C)"D.C.S.S. -Da Capo Second Season-" CIRCUS/Naru Nanao/Da Capo Second Season Production Commission
「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」の詳細は
こちら(PC専用)
私自身、最近ゲームを遊ぶと言えば、プレイステーション2やドリームキャストなどの据え置き型ゲーム機よりも、ポータブルゲーム機で遊ぶ頻度が多くなってきた。確かにパソコンがある関係上、パソコンでもゲームを遊ぶ場面も多く、ゲーム機でゲームをする機会が乏しくなっていた。
しかしながら、ADSL導入以後、PSPを稼動させる頻度が著しく増加したような印象がある。
ゲーム以外にも、iPod nano代わりに音楽を聴いたり、先程の画像のようにビデオ鑑賞、そしてインターネットブラウズやフォトビューア等々、改めて思うこととして、PSPはゲーム以外にも様々な使い方ができる汎用機といえよう。
元々プレイステーション系のゲーム機は初代プレイステーションからハードウェアでの動画再生機能を有しており、プレイステーション2からはDVDビデオを鑑賞できるほどの動画再生機能を持つようになった。
もちろんPSPもハードウェアでの動画再生機能を持つため、UMD Videoソフトが出回るようになり、PSPの動画再生機能がどれくらいの能力があるかが非常に興味が出たのも事実で、ここ最近になり、私自身年末年始休暇でパソコンテレビGyaOで見た「D.C.〜ダ・カーポ〜」が出回ったのを知って購入してみた。
(画像2:私が所有している、PSPで閲覧できるUMD Videoソフト…PSPで見るビデオソフトといったほうが分かりやすいかもしれませんね)
他にも私自身、Nintendo DS以外の現行ポータブルゲーム機を所有、ゲームボーイポケット、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ワンダースワン、ワンダースワンカラー、スワンクリスタル、ネオジオポケット、ネオジオポケットカラー、PSPと、9機種所有しているが、その中でもPSPの稼動頻度が最近増加している。
余談だが私が白黒画面のゲームボーイポケットを所有している理由として、これはゲームボーイカラーやアドバンスで稼動しづらいソフトを稼動させるためだけではなく、「ときめきメモリアルPocket」を遊ぶために所有している。
個人的に「ときめきメモリアル」の画面は各機種とも画面を見慣れすぎており、カラー画面で見るとあまりにも見慣れた画面でしらけてしまったために、個人的に白黒画面で遊んだ方が味が出るような気がしたのも事実である。
不思議なことにどの機種も画面を白黒にして遊ぶと、鉛筆書きのような感じのする画像には新鮮な印象を抱くかもしれないものの、そういった観点と私自身寝ている時に見る夢が色の薄いテレビのような、フルカラーの夢が多いことから、私自身ゲームの面白さを追及するのであれば、画面の白黒、カラーに一切こだわらないのも確かである。
そして今日、いつ出るのかとずっと期待していた、グラディウス系の横シューティングゲームが発売になったのを知り、新潟市内の某カメラ・家電量販店で購入してきた。(画像3)

(C)1985〜2006 KONAMI
個人的にグラディウス系の横シューティングゲームにはひどく強い思い入れがあり、それが理由でゲームボーイ等を初めとしたポータブルゲーム機を購入したと言うきっかけもあるが、ゲーム機以外にも、私はこっちの方が著しく強い思い入れがあるが、MSXやX68000、Windows等のパソコンに移植され、特にゲーム機用のグラディウスに関しては、プレイステーション版が出るまでの間は業務用及びMSX版の+@があったHE System版(PCエンジン/X1 twin版)がかなり完成度が高かったような印象がある(実はPCエンジン〜プレイステーション初期の開発スタッフがMSX及びX68000の開発スタッフらしい)。
完成度が秀逸だったHE System版でも、業務用だけで聴ける、あの曲が聴けないのが残念でならなかったが、そう思ったときはグラディウスの業務用の専用高圧電源付きの基板を購入しようと思ったこともあった。
プレイステーション版及びWindows版では、業務用だけで聴ける起動時のパイプオルガン風の音楽が聴けるのには正直言って感動したのは言うまでもなかった。もちろんPSP版もその音楽がちゃんと入っている。
そして久々の横スクロールシューティング、私としてもグラディウス系の横シューティングゲームが出ることを強く願っていた者であり、非常にうれしい限りである。
さて、私自身現在のPSP用のゲームディスクは、5本ほど所有している。(画像4)
特にPSPは従来までのポータブルゲーム機と違って、半導体メモリメディアではなくディスクメディアのゲーム機であるがゆえ、電力消費では不利だが据え置き型ゲーム機やパソコンと同じゲームが遊べればと言うコンセプトで開発された商品であるからこそ、今後も確実な成長を遂げて欲しいのは確かである。
私自身がPSPを買った最大のきっかけがNintendo DSと比較するとデザインは両者とも優劣付け難く(特にNintendo DSは任天堂らしくないデザインと思った)、PSPのブラックモデルはまさしくピアノのような輝きがあると思えた上、ハードスペック的にプレイステーション2と張り合うと言ってもいいほど、異常なほど尖っていたのも事実だったし、他にも上述のような観点があったのも確かだが、アドベンチャーゲームの他、「ときめきメモリアル」や「卒業」シリーズなどに代表されるアドベンチャー型シミュレーションなどで画面上の登場人物が話しかけてきたら、というのがポータブルゲーム機で堪能できればと思っていたが、PSPの登場で一気にそれが叶ってしまったのは確かである。
PSPは差し替えで大容量が扱えるディスクメディアであることから、デジタルコミックも含めたアドベンチャーゲームや、アドベンチャー型シミュレーションが最も適したジャンルのような印象すら感じる。
他に、「どこでもいっしょ」のような、人工知能対話型アドベンチャーのような感じの作品が登場したのも忘れてはならない。
「どこでもいっしょ」、ごく普通に遊ぶ限りでは和み系のような感じがするが、初代プレイステーション版はポケットステーションにインストールしたゲームの方ではマスコット感覚で楽しめたが、PSP版はPSP自身が可搬性のあるゲーム機であるという観点から、PSP自身でどこかに出かけることができるようになったのは初代プレイステーション版とは違った感覚のように思えたのも事実である。
「みんなのGOLF」も気になっていたが、「みんなのGOLF」はゴルフゲームでも、あれだけ演出と遊びやすさにこだわった点は私のブログに度々コメントしてくださったいっし〜氏から聞いていたが、私自身「どこでもいっしょ」は難しいだろうと思っていた矢先にPSPに出ると聞いたときは本当に衝撃が走り、2005年の正月のときにPSPと一緒に購入してしまった。
最近思うこととして、潟Rト創業者だった故・横井軍平氏が言っていた「枯れた技術の水平思考」という言葉の意味が本当に分からなくなってしまった。
なぜそう思った理由として、ポータブルゲーム機のほとんどが「枯れた技術の水平思考」の哲学の元で作られたような印象があるが、PSPにしてみても、ゲーム機にしてみてはあまりにも高性能すぎる技術かもしれないが、開発したソニーにしてみれば、部分的にも「枯れた技術の水平思考」といえる部分があると思える点がある。
今回の投稿では深く突っ込んだ記事は述べないが、例えばPSPで採用されたUMDと呼ばれる光ディスクだが、ソニーの技術にしてみればこれが十分「枯れた技術の水平思考」になっているとも言えよう。
確かにソニーの技術にしてみればPSPに採用されたUMDが十分「枯れた技術の水平思考」になっているとも言える理由として、ソニー自身がCD、DVD、MD、MO、Blu-ray等の光ディスクに関する技術を有していたため、それらの技術を転用すればUMDに限らず、様々な光ディスクを作ることも容易であるといえる。そのことから私はUMDはソニーの技術にしてみればこれが十分「枯れた技術の水平思考」になっていると思った。
改めて思うこととして、どこまでの技術を「枯れた技術の水平思考」として考えたらよいかが私自身分からなくなってしまったが、私自身モノ作りをしている立場で思うこととして、持っている技術で容易に作ることのできる技術を転用した場合を「枯れた技術の水平思考」と思った方が良いと思えるようになってきた。