もはやバブル後ではない 竹中経財相が経済演説
竹中平蔵経財相は21日、衆院本会議で経済演説を行い、不良債権処理など構造改革の進展で、民間需要中心の景気回復やデフレ克服の動きが進んでいると強調。「『もはやバブル後ではない』と明確に申し上げたい」と述べ、負の遺産を清算する「守りの改革」から、新たな成長のための「攻めの改革」に取り組む考えを表明した。
経済活性化のため「民間でできることは民間で」と指摘。その象徴として郵政民営化を挙げ、通常国会での確実な成立を目指すと訴えた。公共サービスの受注を官民が競う市場化テストの導入やアジアとの経済連携、国・地方財政の三位一体改革の推進などにも全力を挙げる姿勢を示した。
(共同通信) - 1月21日15時47分更新

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