フロリダのゲイバーへの銃乱射、ヘイトスピーチ、格差、拝金主義・・・さらに宗教の教条の盲信など人類の抱える進化への課題が最近とみに浮き出ていると思う。なぜ人類は一つになれないのだろう?
くだらない話だが、SFに出てくる「地球防衛軍」の実現て本当に可能性があるのだろうか??これってある意味、人類の期待されるべき未来の姿ではないか?
つらつら慮(おもんばか)るに、何がその実現に必要なのか?
まず必要なのは、「統一的な外来の敵の襲来}?
これは最近の映画によくある話で「ディペンデンス・デイ」が良い例だ。大きな隕石の地球直撃のSFもあるがこれも良い。
次は現実的な線で「地球温暖化による海岸上昇による地球規模の騒乱対応」だろうか?
CO2の直接関与は少ないとか、地球は氷河期に向かっているなどの楽観論もあるが、私はそうは思えない。
何が起こるか?
海岸線が上昇すれば人はそこに住めなくなる。よって移住だ。2100年までに10億人が移動を余儀なくされる。これは断層の上に住む人々に現在降りかかっている問題でもある。
移住すれば住居だ。地球の耕作できる面積はもう増やせないという報告がある。そこに住居を作れば作物の生産は落ちる。当然やってくるのは、貧困、スラム化、格差、食糧難・・・内戦どころか侵略戦争を起こさないとサバイバル出来ない国家が出てくる。国家とは恐怖で先に先にと行動する組織である。中国を見るが良い。政権はさらに国民の反感が怖いのだ。
地球人の地球人による統治か弾圧か、もし先進国がこの先正気を保っていれば、いすれ統一的な動きは出てくるだろう。そのとき地球防衛軍になるか、地球憲兵軍になるか・・・私みたいなひょっとこ小説家の出番だ。

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