発売より3年経ち、出版社との出版契約が切れました。希望すれば延長は出来たのですが、止めました。即ち、現在の書籍は「絶版」となります。在庫の本は廃棄するか無くなるまで売るかの出版社の判断となります。
私には電子書籍にするなど自由が戻ります。派生の物語、続編などを考えて行こうと思います。どちらかというと、ハードカバーよりはライトな装丁で売りたかったのでそちらの線で活動したいと思います。
新宿の紀伊国屋や丸善で結構長期間「山積み」になったこともあり、出版社の販売努力には感謝しています。また。点字書籍にも選ばれたことはうれしかった。
本格的な歴史小説とは一風異なっており、歴史小説の範疇で売られたことが多分不利になったと思います。事跡にそってはいますが、登場人物の「建前」でことが進む普通の歴史小説とは違うので、本格歴史小説を期待して読まれた読者は期待はずれの部分があったと思います。しかし女性読者に反応を頂いたことが嬉しかったです。
「王の男」など、をのこの美しさを描いた作品が多くなってきたのは時代の兆候でしょうか?一見、女性と見える青年の写真が広告になっていますね。私の『りん』もここらで・・・

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