…やぁ、また風邪だ、多分。ここのところバタバタしていたので疲れから今日(昨日)の午後ダウン。しかし、一昨日のうち外出しておいて助かったわ、銀世界…☆彡
っつかね、私自体はちょっとがたがたするから、段取り仕切って構えていたんだけど、身内の体調が芳しくないので、夜間待機が続いていたので夜、ただでさえ寝られないに呼び出し食らってそのまま朝まで(ベッドにもぐり)ウトウトして…、とやっていたのでついに溜まってたものが噴出した感じ。
まぁ、命に別状はないんだけど治療途中で(肩から腕にかけ痛みがあるので、「ペインクリニック」ってやつに通ってる)、自宅では大抵飲み薬や、薬効クリームや湿布でその場は凌ぐんだけど、昨年やった「狭心症」のせいで下手に注射も、歯医者もお医者の確認が必要なだとか。
で、狭心症は万事順調のお墨付きが出たので、現在ペインの方の治療を一気に進める事になった。
が、かなり強い注射なので週1回が限度なんだそうで、これがまたもどかしい。
治療の過程でそうなるのか、常に付き添って行ってるわけではないので詳しくは分からないが、夜になると(昼間は少しは気が散るからね…)痛みが酷いらしく寝ていられないそうで、薬もあまり効かないし、マッサージしてもあまり関係ない深部の痛みらしい。
なので自宅で出来ることは殆どなく、ただただ治療が終わるのを見守るしかない。痛み止めの病院なのに、(注射の痛さは仕方ないが)そんなに痛いのはあんまりだなぁ…(・へ・)
…で、がらっと変って、映画の話をちらっと…
俳優の方のデルトロが来ているんだか、来たんだかと耳にして、忘れていた鑑賞済み映画をもっと忘れないうち書いておく。
ってか、俳優のデルトロは嫌いではないが、特に思い入れもないので保留(笑)。
が、監督の方のデルトロは大好きなので、先月もレンタルして観てみたがなかなか良かった。が、やっぱりデルトロは「パンズ・ラビリンス」だなと再確認してしまった。
しかし、最近のスペイン映画はいいなぁ…、個人的にかなり要チェック中なんだ。
まぁ、基本ホラーなんだけど(笑)、幽霊も昼間出るから「ラテン系っていいなぁ…」と変にほのぼの(?)。
代表的な所を挙げるなら「アザーズ」「オープン・ユア・アイズ(バニラ・スカイ)」のアレハンドロ・アメナバールや、「機械仕掛けの小児病棟」や大ブレイクしちゃった「●レック」のジャウマ・バラゲロ(ラテン系は表記が難しいな(;^_^A)とか、いい監督が続々出てきている。
SE加減もグロすぎず、でも生理的に「コワ…」なんだよね。「●レック」も初見はかなりヤバかった(笑)。
さーて、つー事で忘れないために覚書だけでも。そうそう、まだ「アバター」も「パラノーマル〜(もういいか(笑))」もまだやってないけど(週末に書くつもりでいます)。
弱冠ネタバレありね、ご注意。
・
永遠のこどもたち ★★★★☆
不治の病を抱えた愛息子を持つある若い夫婦が、新居(とはいえほぼ廃墟)に越してくる
。その理由、妻が育った孤児院を自分達の手で運営するのが夢であった。そしてその廃墟こそ彼女が育った「故郷」の孤児院であったのだ。
しかし、そこには既に「ある住人(子供)」が住んでいた。その異変に気付き始めていた妻であったが、その失先、息子が突然失踪してしまう。
警察の捜査も虚しく、何も出来ずにいた夫婦だったが、妻はとうとう事件の解決に一人乗り出す決意をしたのだが…
子供の無垢なる残酷さ、大人の「後悔先にたたず」状態の切なさがデルトロらしく良かった。
幽霊話だけど、この人なんとなくトリュフォーを思い出すんだよね。あそこまで突き放しはしないけど…なんて言うか暖かさと冷徹さが混在しているあたり。
・
マザー ★★☆☆☆
(失礼あらすじが前者とごっちゃになってましたm(_ _)mメモ見なおして…)
ある女性(妊娠中、しかも前の職場で暴行されたらしい)が、職を求め孤児院へとやってくる…が、なぜかここの孤児院の子供はどこか様子がおかしい。
また、古株の同僚もやや精神に問題があるのか、院長や女性職員に薬を飲まされている。
「院長は何か隠している…」そんななか、彼女はいるはずのない『子供』を目にしてしまう…
たまたま、前述の映画にちょっと似た設定のものを借りちゃった感じ(ジャケ借り)。
エグさと終盤は「おっ!」だったけど、大ラスは投げちゃった感じがしたな…
ちょっと雰囲気だけで進んでいる感じもしないでもない。
こちらは孤児院という、慈悲の精神の上に成り立たつべき場所ゆえ、過去の「ある出来事」はここに関わる人々全てに傷を残し、罪悪感の裏返しという行動が、主人公を脅かしていく。
始めは『マグダレンの祈り』の様な展開になるのかな…と思ったが(主人公をふしだらな娘扱いをする辺り)、傷だらけの子供の霊が出てくる辺りから「おや?」と、流れが変わってくる。
ちょっと前置きが長すぎたけど、ダメダメではない。次回作に期待。あ、この監督はフランスのひとね。
・
奇談 ★★★☆☆
…いや、実は今プチ諸星大二郎先生ブームはいってて、怪奇ハンターシリーズの名作中の名作『生命の木』の実写版と聞き借りてしまった。賛否は分かれるだろうと予想はしていたけど、大筋頑張ってたと思うな(以前観た、ジュリー版の「妖怪ハンターヒルコ」もけっこう好きだったよ)。
東北地方にある「隠れキリシタンの里」という、その末裔が住む寒村で磔刑か、はたまた私刑かという殺人事件が起きる。追うようにして、その村の住人がすべて失踪してしまうという不可解な事件が起こり、過去にその村の論文を書いた大学教授の助手が、調査に出向くのだが、そこで目にしたものは…
かなり衒学的な話なのだが、主演(ジュリーと同じ役)の阿部寛氏がお芝居がなぁ…(^^ゞ男前だけど。
素人には、聖書を読んだ程度では理解出来ない専門用語も多く(カバラや外典なんかもバシバシだし)、その肝心な部分を阿部ちゃんが説明するんだけど、早口なのねぇ、この人、ちょっと聞き取れないんだわ。
だから謎解きが中途半端になっちゃって、原作を知らないとラストのたたみ掛けるような展開には「???」の連発だと思う。
また、昭和が舞台なんだけど、主演の女の子(かわいいが)が昔の沢ロ靖子似というか、朴訥さ加減はいいんだが、やはりありゃりゃ…なお芝居なんだわ。
まぁ、その野暮ったさが雰囲気をだしてはいたんだけどね。
しかし、時代考証がちよっと安直すぎるでしょ!?(こういう見方したくないんだけど(泣))。
昭和と言っても戦後30年かそこいらの話、検証もそんな苦ではないハズなのに、それっぽい小道具や会話のスピードは昭和じゃんないでしょ?、なのよ(; _ ;)。
…ジャンルとしては、オカルトテイストのサスペンスとでもいうのかな?。寒村での殺人事件といって思い出すのは、大ヒットした石坂「金田一」シリーズ的なイメージがそこはかとなく感じられ、余計に比較してしまうんだよね。
が、阿部ちゃんと石坂氏では…と、比べては悪いけど、ヘイちゃんにはコミカルな中にしっかりインテリジェントを感じたけど、阿部ちゃんにはその辺がちと足りなかったかな…と、思えた、ゴメンよ。
その辺がネックになって、ラストまでの大団円への緊張感が続かなかったのかも…
余談だけど、昔、横溝先生が石坂版「金田一」を見て不平ではなかったけど、「へぇ、金田一ってこんな男前だったんだ…」と、自分が創造したキャラに感動していたのを懐かしく思い出された。
ま、そんなところ。
あ、そろそろ休んでおかないと今日もグダグタになりそうなんで、中途半端で申し訳な無いけどこの辺で。
PS 最近、購入した夜間用フリース地版「かいまき」…。これ、結構いいわ(笑)。
ただ移動は脱がないとダメだけど、夜中の作業やそのまま布団に持ち込み可なのもいいっす。
本当はずーっと、ドラクエのトルネコさんが着ているような(笑)モロッコの民族衣装っつか普段着ジュラバがほしいんだけど、かなり高いのよね。
っつうことで(?)、寝巻き起き巻きなわたしにはぴったりな一品。ただ、静電気は半端じゃないよ(笑)。
と、安眠にはやっぱ「香り」ね(^-^)エッセンシャルオイルも昔に比べたら、随分やすくなったよな…
私がアレを描いた時、せいぜいラベンダー、ミント、ティートゥリー、オレンジ系位でもかなりしたもんだ。
楽天のポイントが溜まっていたので頼んじまった。
結構落ち着くよ、やっぱりいいね、香りは…
これがかいまき。立ち上がると、かなり怪しい(笑)。ベネディクト会僧侶みたい@薔薇の名前か…
安っ!!8本セットもお得。花粉症の人はマスクにちょっとユーカリやティートゥリーを垂らしたり、ワセリンに混ぜればベポ○ラック風に鼻づまりまりや、咳が出る時胸や鼻口(?)に塗ると止まるよ。


0