なんだって、だるぅぅぅ〜(;_;)。いわゆる不定愁訴ってやつ。1日起きて翌日倒れてる…だから、食事は2日で3食できれば御の字。たべるより横になりたいのだ。
そういう時は横になっても、元気があればテレビを付けてみるが、あまり頭に入らないし、目にも、耳にもうるさくて、ただただ何もできず横になってため息ばかりついている…(泣)
それでもツタヤで予約していた映画がきちゃったりで、3月はなんだかかなり観た…(汗)。まだ、その辺のもあるので、とりあえず追加分を覚え書きしておく。感想は…はは(汗)。気ままにお待ち下さい。
・マリー・アントワネット・ 1.0
・ジョン・メレンキャンプ ザ・サイン
・クイーン
・ミュート
・インランド・エンパイア
さて、やっと本題。今日は久々テレビで観たものから…
先月、映画チャンネルでなーんと珍しく『太陽を盗んだ男』をやっていた。
こりゃ録画しなきゃ!、と久々燃えたよ(笑)、うん。
観たよぉ〜。やぁ、何年ぶりだろう…多分初見は小学生だった事は確か。
その後、テレビで何度か観たが、まだビデオがなかった頃に観たきりだったと思う。
その当時日本映画で、かっこいくておっもしれ〜映画だなぁ、
あ、脚本はガイジンさんも加わってるんだ…程度の記憶しかなかった。
が、今回観てやっぱ面白かったけど、「あら?『タクシードライバー』じゃん(いい意味ね)!」だったことに気が付き、何より驚いた。
それもそのはず、そのガイジンさん、レナード・シュレイダーは『タクシー〜』の脚本書いたポール・シュレイダーと兄弟だったのを全然知らんかった(汗)(後で調べたら、かなりこの人が書いた映画観ていた(;^_^A)。
長谷川監督の映画は何本か観てはいたが、その頃脚本が誰が書いたなんて意識してなかったからねぇ。
ま、それはいいとしてなによりジュリーなんだわ、やっぱ(笑)。あの頃のデニーロに匹敵する、いやそれ以上の存在感があったかもしれない。
と、一人盛り上がってもなので(?)一応御覧になってない人の為に、あらすじを…
「なんで俺、理科の先生なんてやってんだろう…」と、言いたげな、いつもあくびをしながらチューインガムを噛んでいるか、
居眠りをしているかの生徒に馬鹿にされているような、ダメダメ教師(こーんな派手な顔でサエない教師てのも、ある意味むかしながらなキャスティングかも)。
この男こそ『天命』とばかり、とんでもない計画を秘かに企ていた。それは原爆を作ること…
そして彼はソレを手にした。世界は彼の思うまま、の、はずだったが…
と、それからストーリーはあれよあれよと、よじれていくのだが、当時としては程よくドライで
(今の方が狙いすぎてるのか?妙にテンション高すぎか、ロハ〜スな展開が多い感じで、最後まで観てられないんだわ…)
古くささは否めないし、かなり大風呂敷な話なのだが、奇をてらった作りでもなく、それこそ十分誰でも楽しめる今時珍しい娯楽作品なので、民放でも流して欲しいなぁ、つか、似たようなバラエティたれながすより、映画番組を復活させろよ、と先に言いたい(あ!…永らく観れなかったのって、オ○ムやNYとか、やろうと思えば…だったからか??)。
しかし、映画界では優作さんが神話化しちゃったけどさ、私は『沢田研二』こそ神話化されてもおかしくないと思ってる。
神話化というと優作さんを思い出すから、たまたま同期あたりって事で挙げたけど、
『俺たち〜』『金狼』森田からスコット等まで、ほぼ全部フォローしていたが…(お好きな方は読み飛ばしてくださいm(__)m、お芝居は決してうまくはなかったと思う。またブラック・レインは凡作だったし、ある意味あのまま変な「海外進出」しなくて良かったと思っている…
余談だが、このヤクザ役の役名が『コーボー(公房)』っすよ!?これを知って、最初オファーがあった小林薫氏は即断ったそうだ、さすがだ…)。
おっとっと。まぁ、彼も存在感はあったと思うが、しかしこの頃のジュリーとは、とにかくケタはずれなんだわ。
芝居はソコソコなんだけど『日本にいないタイプの俳優だぁなぁ…』と大人目で見直したら、うまく言葉にできないけどとにかくガツンと効きまくった。
また中弛みもジュリーだけで場が保つっつう、「すげーよ(汗)ジュリー(>o<)」の連発で、正に悠木千帆(あってたっけか?)のバッちゃん並に「ジュリ〜〜〜!!!」なんだよ(T_T)。<訳分かんねぇって。
んで、話は前後するがストーリーというか、言わんとするところは、前述の通り『タクシードライバー』と共通するし、展開も酷似してたりするところもあるが、なによりユーモアがあって救われる。
そうそう、あえて例えるなら初期の大友作品を思い浮かべるといいかも。
別にいつもなんでも「昔のが良かった」といいたかないけど、最近、テレビでも映画でも「あ!これ誰誰の脚本だ!」っつう出色のオリジナルを書く脚本家っているんすか?その辺疎いので、「こいつは凄い本書きますよ!」ってのがありましたらぜひ御一報下さいm(__)m。
追伸 昔、下町の家族ものの連作を描いた時、編集長に「雨宮さんは、橋田か向田どっちをやりたいのか聞いてこい」と、担当氏に言われたのを、これ書いていててふと思いだした…。
そーいう会話を打ち合せでしていたのが、嘘のようだ…(ため息)
あ、一応邦子さんと答えときました(笑)。が、「下町の大家族」の話だったからそう質問されたのだろうけど、やるなら久世風味が…と本当は思ってたんだけどね(;^_^A。

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