昨日ぐらいから、鼻が止まらないのでおかしいなぁ…と思っていたら、今日完璧風邪になってしまっていたようだ。咳が止まらない。
昼夜の温度差がある今時分が罹りやすい。窓を閉めると暑いし、開けて寝てると風邪引くし…で。
昨日の夕方くらいからグズグズしていたので、ケイタイでメールをチェックをしていたが(パソコンを開いて返事を書くのもシンドかったの)で、今日なんとか全部の返事を書き終えた。
それにしても1日PCを開かないと、こちらのサイト用の公アドのスパムの凄まじい事(・・;)。100件もゴミ箱に入っていた(-_-*)。
長居はつらいけど、映画の事だけちらっと…
やぁ、やっぱいいわ、クローネンバーグ!!!!ここ数年私的FAV監督ベスト3のNo1の座をもう一人のデビッドと競っているが(笑)、琴線にがーーーーーんとくる事が多いのは、クローネンバーグだな…。
「ヒストリー・オブ〜」はクローネンバーグ独特の「暗い闇」(って、妙な言い回しだけど)全開で身震いした。DVD購入決定。その前の「スパイダー」もものすごく(吾想う故)傑作だったし、ここ数年はクローネンバーグがダントツリードしている。
もう一人のデビッドはリンチくんだが、友人は「ロストハイウェイ」辺りから「ダメだ」とやっていたが、私は「ロスト〜」含め、最近の計算され尽くされたぶっちぎれ加減は「マルホランド〜」で頂点を極めたなぁと思っている。それも最近ひさびさに「ブルー・ベルベット」を観直したので特に痛感してしまった。
ホッパー兄貴(若!!)のバカ演技にも久々笑ったが、初めて観た時ぶっ飛んだものだが、今観ると全体に「えっ?こんなに粗かったっけ?」って感じで驚いてしまった。
が、「マルホランド〜」を初めて観た時「ブルー・ベルベット」の初見以上に、前者と対をなすリンチ特有の「明るい闇」の極みに私は狂喜した。
それに、本来クローネンバーグの領域(?)のW.バロウズ的感性にも近くなったつうか、バロウズの「ソフト・マシーン」を彷佛させられ、これまた鳥肌ものだった。
やっぱり同期の作家性(生まれ育った時代性?)からかな…?
作風は全く毛色が違うのに、何処か共通する「感性」がこの2人にはある気がすると、改めて思った。
とにかく「ヒストリー・オブ〜」は震えるほど良かった。アメコミ原作とはとても思えないくらい…(それでも、VERTIGOものだから〈DCの系列のレーベルだけど、なんつーか大人向け〉、いわゆるアメコミじゃないんだけど)
両者に共通するウルトラバイオレンス(苦笑)が、OKな方は是非観て欲しいわ。おまけに最後には泣かされるし(;^_^A。
後「カポーティ」。やたら「引き」ショットが多くて驚いた…「引き」は大好きだけどちょっと「意味不明」な引きが多すぎる気がした(汗) 。
多分、静寂さを出そうとしてたんだろうけど…逆効果になっちゃったみたい。それと、ちとカポーティ役(シーモアさん大好きだが)に力を入れ過ぎた感があってノン・フィクションとはいえ物語の「深み」が出ず、勿体無いなぁ…と思った。そうそう、ちょうど「アイ・ショット・アンディ・ウォーホール」を観た時の同じような歯がゆさっつうか。
「マシニスト」も悪くはなかったけど、まだ前作の「セッション9」の方が面白かったかな?でも、雰囲気作りのうまい監督さんみたいなので、これから期待したい所。
だー、やっぱ長いぞ(T_T)。だめだわ、こういうの話だしちゃうと…明日(今日か)、巻き返ししなければ…

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