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2018/9/30 8:54
特注品や手作り品も多く、今となっては、入手困難なものが多い。中古品のヤフオクへの出品も減っており、落札価格が高騰している。
このような事態は、マニアならみんな想定済みで、私もかなりのスペアを持っているが、入手や修理が困難なだけにもっとストックを増やしておきたい。

2018/9/1 14:09
NHK特集「病の起源」2008,2013
第1集 睡眠時無呼吸症〜石器が生んだ病〜
第2集 骨と皮膚の病〜それは"出アフリカ"に始まった〜
第3集 腰痛〜それは二足歩行の宿命か?〜
第4集 読字障害〜文字が生んだ病〜
第5集 糖尿病 〜想定外の"ぜいたく"〜
第6集 アレルギー 〜2億年目の免疫異変〜
20213プロローグ「人類進化700万年の宿命」
第1集 がん〜人類進化が生んだ病〜
第2集 脳卒中〜早すぎた進化の代償〜
第3集 うつ病〜防衛本能がもたらす宿命〜
第4集 心臓病〜高性能ポンプの落とし穴〜
第1集 睡眠時無呼吸症 〜石器が生んだ病〜 2008年4月13日(日) 午後9時
生きていくために欠かすことの出来ない呼吸が睡眠中に停止する睡眠時無呼吸症。豪快なイビキが突然止まり、30秒から1分ほどの呼吸停止による沈黙の後、窒息を回避しようとイビキとともに呼吸を再開する。一晩に数百回もの呼吸停止を繰り返すにもかかわらず、本人はほとんど気付かない。睡眠時無呼吸症は、最近の研究から心臓病や脳卒中など様々な合併症を引き起こしていることが明らかになってきた。睡眠時無呼吸症が重症の場合、治療せずに放置すると12年後には35パーセントが心臓病や脳卒中などを発症すると言う調査結果もあり、私たちの健康に計り知れない影響を与えている。睡眠時無呼吸症は、自然界の動物には起こらないと言われ、ヒトだけがなぜか患ってしまう病である。ヒトは独自の進化の過程で、無呼吸症を起こすのどを獲得していたのである。しかし無呼吸症になる宿命を負った一方で、ヒトには重要なメリットがもたらされていた。それは言葉の獲得である。言葉のおかげで、人類は文化や文明を高度に発展させ、地球史上類ない存在になった。番組では、睡眠時無呼吸症がなぜ起きるのか、そして進化の過程でヒトの体に一体何が起きたのか、最新の研究成果に基づいて数百万年前の人類の姿と暮らしの様子を映像化し、壮大な進化の中に睡眠時無呼吸症の起源を探ってゆく。(案内役 樹木希林さん)
第2集骨と皮膚の病 〜それは"出アフリカ"に始まった〜 2008年4月20日(日) 午後9時
転んだ拍子に骨を折る、転倒骨折をする高齢者は毎年60〜80万人(推定)。寝たきりになる場合も多く、脳卒中に次ぐ2番目の原因となっている。高齢者にとって恐ろしい転倒骨折が、太陽光と深く関係していることが分かってきた。太陽光に含まれる紫外線を皮膚に浴びることで作られるビタミンD。このビタミンDが不足すると、カルシウムの小腸での吸収や骨への吸着が妨げられ、骨がもろくなってしまう。ビタミンD不足は、さらに歩行速度やバランス、そして筋力の低下を招き、転倒の危険を増すことも分かってきた。人類進化をひも解くと、その道のりは太陽との闘いだった。およそ20万年前にアフリカのサバンナで誕生したヒト、ホモ・サピエンスは、強烈な紫外線から身を守るために褐色の肌を獲得した。しかし、およそ6万年前、アフリカを出て生息域を世界へと広げる過程では、今度は褐色の肌がビタミンDを作るのに必要な紫外線をも遮断してしまうという問題が生じた。この事態に、ヒトは北へ向かうにつれ肌の色を薄くし、紫外線とのバランスを取った。こうして生まれた肌の色の多様性が私たちヒトの多様性を生んだ。しかし現在、高度な文明を手に入れたヒトは、地球規模の移民や、ほとんど太陽に当たらない生活など、自らの適応に逆らうような行動をとっている。その結果、皮膚がんやくる病、そしてビタミンD不足といった、進化の中で解決してきたはずの病に悩まされるようになった。太陽と闘い続けたヒトの進化を振り返り、太陽との付き合い方を考える。(案内役 俳優 加藤武さん)
第3集 腰痛 〜それは二足歩行の宿命か?〜 2008年10月5日(日) 午後9時
8割もの人が一生に一度は患うと言われる腰痛。古代シリアの農耕遺跡から出土する変形した腰の骨は、人間は昔から腰痛に苦しんでいたことを示している。腰痛は、二足で立ち上がった人間の宿命なのか?アフリカで今なお狩猟採集の生活を送っているハザ族を調べると、腰痛は見つからない。腰痛は、人間が長距離を歩くことをやめ重労働の農耕を始めて以降、急速に増え出したと考えられている。原因と考えられているのは、十代のときに始まる椎間板の劣化である。椎間板は、歩くことなどによって適度の圧力が加われば、劣化が進みにくいが、反対に過度の圧力が加われば、劣化は進んでしまう。劣化が進めば、椎間板の周辺部にまで損傷が広がり、様々なタイプの腰痛を生んでしまうのである。人間が腰に弱点を抱え込んでいることは否定できない。そして今、骨にも椎間板にも異常が見られないにもかかわらず、激しい腰の痛みを訴えるケースが問題になっている。患者は、原因が分からないまま様々な治療を放浪することになる。最近、その現代の腰痛を引き起こす意外な原因が明らかになってきた。痛みは腰ではなく脳の中で作られていた。大きな原因はストレスと考えられている。ストレスは、どのようなメカニズムで人間の弱点の腰を襲うのか、時代を映す鏡のような病、腰痛の正体に迫る。
第4集 読字障害 〜文字が生んだ病〜 2008年10月12日(日) 午後9時
会話能力にも問題はなく、しかも眼に異常があるわけでもないのに、文章を読むのに著しい困難を抱える人たちがいる。読字障害だ。この障害が見つかったのは、19世紀末の英国。数字の「7」は読めるのに「seven」を見せると読めない中学生が見つかった。当時は、まれなケースと思われていたが、英米では人口の10%、日本では5%もいることが判ってきた。最新の研究によって読字障害の人は一般の人と、脳での情報処理の仕方が異なることが明らかになってきた。通常、情報を統合する領域で文字を自動処理しているが、読字障害の人は文字処理をスムーズにできないのである。人類が文字を使い始めてわずか5千年、この時間の短さ故、脳は十分に文字を処理できるよう適応しきれていないのである。一方、読字障害の人には独創的な発想が出来る人や空間処理能力が高い人が多い。映画ジュラシックパークで恐竜博士のモデルになったモンタナ州立大学の考古学者ジャック・ホーナー博士も読字障害の一人。ホーナー博士は、恐竜の生態が鳥類に近い生き物であったことを証明し、恐竜研究に革命を起こした。しかしホーナー博士の読み書き能力は、小学3年生程度と言う。人類進化が生んだ文字に適応できずに現れた病に迫る。
第5集 糖尿病 〜想定外の"ぜいたく"〜 2008年11月16日(日) 午後9時
およそ1万3千年前に農耕を開始した人類。飢餓を克服する一方で、急速に飽食の社会を作り上げた。その結果、狩猟採集生活を送っていたころには考えられなかった、糖尿病という病に悩まされることになった。現在、世界の糖尿病患者は2億4千万人にも上る。特に日本人は、糖尿病になりやすい体質であることが分かってきた。血液中の糖を細胞に取り込み、血糖値を下げる働きを持つインスリン。このホルモンを分泌する、すい臓の能力が欧米人に比べ低いのだ。原因は縄文時代から近代に至るまで、数千年にわたる食生活にあるという。さらに最近では、胎児期の栄養状態によって、糖尿病になりやすい体質が作られることも明らかになってきた。日本の若い女性たちの「やせたい」という願望が、将来の糖尿病患者を増加させる恐れも指摘されている。高度肥満になってしまう人の脳の分析、肥満を治療する手術など、最新の研究を織り交ぜながら、女優・渡辺えりさんが人類の歴史に秘められた糖尿病の謎に迫る。
第6集 アレルギー 〜2億年目の免疫異変〜 2008年11月23日(日) 午後9時
花粉症・ぜんそくなどのアレルギー。20世紀後半、先進国で激増。花粉症だけで3800万人もの日本人が患う病となった。急増の原因は花粉・ダニの増加、大気汚染と考えられてきたが、意外な原因があることがわかってきた。南ドイツで、農家と非農家の子供の家のホコリを集め、「エンドトキシン」と呼ばれる細菌成分の量を調べたところ、それが多い農家の子ほど花粉症とぜんそくを発症していなかった。エンドトキシンは乳幼児期に曝露が少ないと、免疫システムが成熟できず、アレルギー体質になる。農家のエンドトキシンの最大の発生源は家畜の糞。糞に触れることのない清潔な社会がアレルギーを生んだとも言える。ヒトの免疫システムが完成したのは2億年前。ほ乳類にはは虫類のようなウロコや固い皮膚がなく、外敵の攻撃を受けやすかった。しかし新しい免疫システムを獲得したほ乳類は、IgEと呼ばれる免疫物質によって外敵を撃退できるようになっていた。細菌やウイルスなどに対する強力な武器、免疫システム。今何故ヒトに襲いかかるようになったのか、ほ哺乳類誕生時に起源をさかのぼり、アレルギー急増の謎に迫る。
プロローグ 人類進化700万年の宿命 2013年5月18日(土) 午後9時
「腰痛」「脳卒中」「糖尿病」・・・。私たちを悩ます様々な病に対し、それを対症療法で治そうとしてきた医学が大きな変革点に差し掛かっている。人類がその病を抱える事になった根源的な原因の追及から、新たな治療法や予防法に繋げようとする「進化医学」に注目が集まっているのである。私たち人類が誕生したのは700万年前、四足歩行の霊長類と別れ二本足でアフリカの大地に立ったのがその起源である。その後、自由になった器用な手で石器を作り、高度な道具を使うことで脳が巨大化し、独自の進化を遂げ始めた。それは農耕や牧畜の発明へと繋がり、やがて今日の高度な文明を築き上げるまでになった。しかしその過程の中に、人類にとって「負の遺産」とも言うべき様々な「病の種」が蒔かれていたのである。その種は、高度な文明社会が生んだ環境や生活習慣の変化の中で一気に開花、今、私たちを苦しめている。この番組は、人類の進化の全貌を俯瞰しながら、そこに埋め込まれた様々な「病の種」の背景を探り、病の起源を紐解いてゆく、壮大な知的エンターテインメントである。
第1集 がん 〜人類進化が生んだ病〜 2013年5月19日(日) 午後9時
人類にとって宿命とも言える病を、進化の観点から追求する「病の起源」。2008年の放送から5年、今回の新シリーズでは、いま世界の多くの人々が苦しむ病気「がん」「脳卒中」「心臓病」「うつ病」を取り上げる。第1集は、人類最大の脅威となっている病“がん”。日本人の2人に1人が患い、3人に1人の死因となっている深刻な病気だ。“がん”は、多細胞生物に宿命の病と言われてきたが、自然界の動物では、ほとんど見つからず、進化の隣人チンパンジーでさえ、“がん”で死ぬ個体は極めて稀だ。なぜ人類だけが、これほど“がん”になり命を落とすのか。その答えは、人類が二本の足で歩き脳を巨大化させてきた陰で、宿命として抱え込んでいたことにあることが、最先端の研究から明らかになってきた。実はヒトは、他の動物に比べ“がん細胞”が増殖しやすい条件を、進化の過程で幾つも抱え込んでいたのである。“がん”を増殖させ続ける遺伝子、“がん細胞”の栄養源を大量に作ってしまう仕組み、そして“がん細胞”の増殖を防いできた体内物質の減少など・・・。進化の陰で宿命として“がん”になる種が埋め込まれていた人類の体。私たちはどう“がん”に向き合い、闘っていけばよいのか、進化の過程から紐解いていく。
第2集 脳卒中 〜早すぎた進化の代償〜 2013年5月26日(日) 午後9時
高度な文明を築き、科学技術を進歩させ続ける人類。その全てを生み出してきたのは、生物の中でも類を見ないほど進化した私たちの脳だ。しかし、いま人類は、脳に必要な酸素やエネルギーを運ぶ血管が破れたり詰まることで起きる “脳卒中”に苦しめられている。日本では2分に1人の割合で発症し続けている。なぜ人類は、脳卒中から逃れられないのか。様々な動物の脳や体の血管の研究から、人類は脳の血管に大きな弱点をかかえていることが明らかになってきた。700万年前、チンパンジーとの共通の祖先から別れ、脳を3倍以上にも巨大化させてきた人類。その過程で、脳の血管は驚くほど長くなり、大量の血液が流れるようになった。しかし、脳血管の壁は進化しなかったため、その脆弱さが脳卒中を引き起こす原因となっているのである。そして人類は、6万年前以降、新たな脳卒中のリスクに直面することになった。長年暮らしていたアフリカを離れ、食生活を変えたことで、血管に大きなダメージを与える事態に陥っていたのだ。私たちは、なぜ脳卒中になるのか、どうすれば発症を防げるのか、進化からその答えに迫っていく。
第3集 うつ病 〜防衛本能がもたらす宿命〜 2013年10月20日(日) 午後9時
人類が苦しむ病気を、進化の観点から追求する「病の起源」。シリーズ第3集は、働き盛りを襲い自殺に追い込むなど、深刻な社会問題になっている「うつ病」。世界の患者数は3億5千万人に達し、日本でもこの10年あまりで2倍に急増している。なぜ、私たちはうつ病になるのか?その秘密は、意外にも5億2千万年前に誕生した魚の研究から明らかになってきた。魚でもある条件を作ると、天敵から身を守るために備わった脳の「扁桃(へんとう)体」が暴走し、うつ状態になることが分かってきたのだ。さらに2億2千万年前に誕生した哺乳類は、扁桃体を暴走させる新たな要因を生みだしていた。群れを作り外敵から身を守る社会性を発達させたことが、孤独には弱くなりうつ病になりやすくなっていたのだ。そして700万年前に人類が誕生。脳を進化させたことで高度な知性が生まれ、文明社会への道を切り開いてきた。しかしこの繁栄は、皮肉にも人類がうつ病になる引き金を引いていた。文明社会によって社会が複雑化し、人間関係が一変したことが、扁桃体を暴走させ始めたのだ。番組では、研究の最前線で明らかにされてきたうつ病の秘密に迫り、そして進化を手掛かりにして生まれた新たな治療法を紹介。人類の進化がもたらした光と影を浮き彫りにしていく。
第4集 心臓病 〜高性能ポンプの落とし穴〜 2013年10月27日(日) 午後9時
シリーズ「病の起源」第4集は、世界保健機関WHOが発表した世界の死因の第1位の病「心臓病」。日本でもこの30年間に発症率がおよそ3.5倍に増え、深刻な事態となっている。心臓は、一生の間に30億回も拍動し、休むことなく全身に血液を送り続けている臓器。その働きに異常をきたすことは命に関わる。私たちは、なぜ心臓病になるのか。その答えは、進化に隠されている。およそ2億2千万年前に誕生した哺乳類は、心臓の筋肉を強力にし、その筋肉に血管を張り巡らせたことで、高い運動能力を手に入れ繁栄を勝ち取った。しかし人類は、700万年前に独自の進化の道を歩み始めたことで、みずからの心臓を翻弄させる事態を生み出した。まず直面したのは、直立二足歩行による重力との闘いだ。足に血液がたまりやすくなり、脳が血液不足になるのを防ぐために、心臓は負担を強いられるようになった。さらに、250万年前頃から始まる脳の巨大化は、人類に高度な知性と文明化をもたらしたが、一方で心臓の血管が詰まる心筋梗塞のタネを生み出してしまった。脳の進化に関わったと考えられる「ある変化」が、皮肉にも心臓に張り巡らせた血管を痛めやすくしていたのだ。進化の代償として抱え込んでいた心臓病の宿命に、どう向き合い防いでいけばよいのか。
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