本日田植えを行ないました。
田植えをする前には下段取りが必要。
田耕し後の作業を載せてませんでしたが、代掻き(しろかき)があります。
水と土を馴染ませてドロドロにし、平らに均します。
水が入っている田んぼの中にトラクターを入れてドライブハローで均すのが気持ちいい。
でも、結構難しいんです。
終わったら水を張ります。
早朝は風も無く、雄国山が水鏡に映り、とてもきれい!
このままでは植えられないので、田植えの前日に水を抜きます。
さて、田植え当日。5月23日に田植えです。暑くも無く、寒くも無く、風も無く、まさに田植え日和ですね。
苗も育苗30日。中苗で1.5葉、最適です。
ちばっち農園は、育苗マットでプール育苗です。今まで紙の敷き紙を使用していたのですが、根が伸びすぎちゃって苦労していました。
今年はカルネッコなる敷き紙?を使いました。
プール育苗は根が伸びやすいため、育苗箱から根が出にくい。ダイヤカットか穴が少ない乳苗用育苗箱を使う方が多いようです。しかし、買い換えることになるとコストも掛かるし、今まで使っている箱の処分にもお金が掛かってしまいます。
数年前は肥料袋を箱の大きさに切使ったこともあるのですが、イマイチでした。
今回のカルネッコは当りです!普通の紙に比べれば10倍以上の価格になるのですが、毎年使い回しが出来ます。
上記の画像の通りすんなりと根が剥がれます。
しかも、箱のほうに引っ付いているのでそのまま箱洗いが出来てしまいます。
育苗マットを使っているので使用後でもこんなにキレイなのよ!
洗わなくてもいいんしゃない?って位なんだけども、丘回り役とすれば時間稼ぎになる(笑)
最近は箱も紐で縛るのではなくて、ゴムの付いた専用道具で10枚づつ束ねることが出来ます。
そうそう、田植え風景はこんな感じです・・・
田植え機は側条施肥が出来る田植え機です。(ちばっち農園のじゃないけど・・)
側条施肥とは、苗を植える近くに肥料を撒いていくのです!!
従来は耕す前に肥料を撒くのですが、均一に撒くのが大変。前回、機械で土壌散布のネタを載せましたが、土壌改良材はおおざっぱでも大きな影響は目に見えないのですが、窒素成分を多く含む肥料はハッキリと出てしまいます。
田植え機の側条施肥は均一に撒くことが出来る上に、苗の近くに有る事で無駄なく稲の栄養に使われるのです。
こんな感じで肥料が施しられます。
田の四隅は機械でも植えられない場所があるので、手植えで手直しをして田植え終了!
前は、機械でも完璧じゃないので結欠株があるのですが、そこに植える「後植え」なるものを行なっていました。(ちばっちはやってないが、母が腰が痛いといいながらやってました)
しかし、”後植え”をやったところで収量が多くなるのかと言えば、実際は欠株でも近くの株が大きくなりそんなに変わりません。見た目が良くなるくらい。
そんなに収量が変わらないのならば違う仕事をやったほうがいいに決まってます。絶対ちばっちは後植えしません。もし、娘が農家に嫁に行くといっても、後植えしている所には嫁がせませんね。
おっと・・・ さなぶりで酒飲みながらブログ更新なんでオヤジになってきてる・・・(笑)

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