二つ児参り(ふたつごまいり)は、地元である北塩原村北山の薬師寺で行われています。
二つ児参りは9月7、8、9日の三日間行われ、地元はもちろん全会津から二才の子どもを持つ親たちが子どもの手を引いて多くの方が訪れます。

会津藩主の蒲生秀行の子・亀千代丸の病弱を案じて北山薬師を登拝した帰路に参道にある大きな石(腹打ち石)に体を寄せたら元気に育ったということが伝えられています。
場所は北塩原村役場から300メートルほど喜多方市よりの押しボタン信号機を山の方へ向かい、細い道を車で2分程度で駐車場に着きます。そこから歩いて山道を15分ほど登った所に薬師寺があります。(参道が良く整備されていませんので雨上がりの場合は長靴を持参したほうが良いですよ)
ちなみに、その薬師寺の左奥には『縁結びの楓(かえで)』があります。

子供が出来てからお参りに行くので、いまさら縁結びは関係無いのですが、二本の木が上で一本になり、その幹の下を手を繋いてくぐるなんてロマンチックです。
あの薄暗い山道を二人で歩くだけでも十分愛が深まるでしょうね……
そうそう、村のお祭りは8日と9日に行われ、両日の午後には山車が出され祭囃子が響き渡ります

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