ぽんさんのサイトで盛り上がってしまったオーストラリアンブルーベルことソリア。これまで
花についてレポートしたり、
結実した様子をレポートしたりしてまいりました。ズバリ、主たる関心事は、この実が、「生食できる」という情報を誰一人、生レポートしていないということ。あんなものが食べられるのか?食べられると書いてある、が誰もまだそれをレポートしておらぬ。
大物ガーデナーぽん様に、【人柱命令】を受けた私。ぽんとbon、似てる……そんなことはどうでもいいんだけれど、これはヤラズンバあらずの気持ちに駆られていた私。
ついに、本日、(先週のオーバーワークでへろへろな体ではありますが)レッツチャレンジに及びました……。
まずは、これ。実はまだ青々したものがほとんどでした。何個かあった【ピンク色】になったもののうち、一番大きいものを収穫。ピンク色……言われてみればそうかなぁ。茶色……紫。美味しそうに見えません。早くも及び腰。

色づいたあたりを包丁で切ってみます。確かに柔らかく熟しています。うん、これは期待できそう。その中は……ごらんのように、比較的大きな「種子」がぎっしりつまっています。食べるとこあるんかいな。不安が募る……。

種にはなんだか透明のゼリー状の膜がついている。これが何かが甘みをもっているんだろうか。イメージは柿の種の周囲のところ。

満を持して、高鳴る胸を押さえながら、ついに
試食……ぱくっもぐもぐ……くちゃくちゃ………………
うげ!!

あのですね。多分これは、「生食できる」という書き方ですね、間違いではないんですが、より論理的に適切に書き直すとするとですね、「生食することは不可能ではない」です。毒ではないんでしょう。知りませんけど。まだ生きてますから。……まずい。ううう。胸が悪くなる。甘み?う〜ん。なんか、もしかするとこの感じがもうひと踏ん張りふた踏ん張りしたら、ひょっとしたら甘みとして認知される「かも」という程度の風味が……。甘くはない。水分が多くて果実っぽいんですが、青臭さが強いのと、何よりこの「種」。数が多い上に大きい。これしかない。そしてこれを噛むと、苦みと渋みの混ざった不快な風味が口いっぱいに広がります。
人柱レポートまとめます。
結論、「生食は不可能とは言えない」。でも二度と食べないと思います。さもなくば死をと迫られたらもちろん食べますが。おすすめはいたしません。が、せっかくなった実ですから、一度ぐらいはチャレンジしてみてもいいかもしれません。そして「生食できる」といいかげんなことを書いた人への恨み言を苦い種をペッペと吐き出しながら叫びましょう。セカンドチャレンジャーをまちます。
もしかすると、私の食べた実が「はずれ」で、本当はめっちゃ美味しいのに……とかいう可能性もまだ残されています。いざ出よ次なる勇者よ!!道は開かれん!(む〜ん)