ビオトープ二号を作ったのが、2007年8月の終わり。その一年後。私はその「池」のそばで
転倒&骨折。そのケッタイクソの悪さが原因ではありません。かねて、さまざまに庭構想を練り続けた結果。ビオトープ二号を「閉鎖」いたしました。
これが出来上がった当初の初々しい池です。

この一年半あまりの間に、たったこれだけの水環境に、さまざまな命が宿り、関わり、まさに一つの「世界」をなしておりました。

特にヤゴたちにとって、この水辺は恰好の生活の場でありました。
2009年2月14日、セントバレンタインデー。ビオトープ二号閉鎖の作業が決行されました。……いや、その大変だったこと。こんな小さなビオトープの、「世界」の重さを、半端な左足首と、軟弱な腰が受け止めて、悲鳴を上げ続ける難工事となりました。一年半前に植えた、コガマ、アサザ、花菖蒲、それから、近所の田んぼの畦道から取ってきた気合いの入った雑草。とにかくそれらが、あらゆる可能性を求めて根を張りまくっています。そして……ヤゴ……ヤゴ……それからまたヤゴ。うううう。ごめんよごめんよ。本当は、ビオトープ1号への住民の対比も考えたんだけど、このビオトープ2号は、アサザやコガマを買った店の土に、有名な外来浮き草、「アゾラ・クリスタータ」が付着していて、それが水面を覆い尽くしていた。この水草を完全に除去して、ヤゴやメダカだけを移すのは、技術的に不可能と判断して、泣く泣くあきらめました。ビオトープ1号の環境を汚染するわけにはいかんのだよ。格闘すること二時間。でもこの池を掘抜くのに一週間ぐらいかかったよなぁ……。ついに、強靭極まりない防水シートをはぐることに成功。

池堀のときに出た砂利を土嚢袋に入れてとっておいたのを埋めて、排水層を作る。それでなくてもここは水はけが悪い土地。30cmぐらい、砂利の層を作った。

手前に見えるのは、その後コーナンに走ってかえるだけ買ってきた、真沙土、腐葉土、鶏糞&牛糞。
これを使って花壇を作るのは、今日、日曜日(15日)の作業となりました。完成形はまだまだ先。
ピンコロでも使って、花壇らしく仕上げるつもり。