魔羅から涙

去年の11月に購入した、変わり種のサルビア。

サルビア・フォルスカオレイが、開花しています。一緒に買ったサルビア・ユリスキーも、ブルーキャットミントも、（推定）コガネムシの幼虫に討ち果たされたにもかかわらず、一冬を元気に乗り越え、春からぐんぐん伸びて、花芽を出して……咲くこと、既に数週間。数本立ち上がった花芽には次々と花がついて、不思議な雰囲気をつくっています。花の形、少し大振りですがちゃんとシソ科の花。ブルーと白を基調に、シャープな模様がエキゾティックです。

そう、なんだかラテンのカホリ漂うサルビアです。曇天模様の空の下、ラテンの太陽をひたすら待ち続けているようです。

冷凍していた50gほどのジューンベリー。

ようやく時間が出来たので、ジャムを作ってみました。

……。


作ってみましたが。……作ってみた、のですが。

砂糖が多すぎたのでしょうか。レモン果汁を入れてみたのですが……。出来上がったものは……決してジャムなどとではなく……。








飴でした。コチコチの、飴。味も……飴。うん。飴と思えば、悪くない味かも。でも入れすぎたレモン果汁の風味が、ジューンベリーを台無しにしているような気がします。砂糖も入れすぎたなぁ。

種が大きくてあんまり歯触りはよくないけれど、裏ごしをするとほとんど無くなってしまうし。

さて、失敗に懲りて、今度はちゃんとやろう。ラズベリーが分量取れれば、いいんだけどね。

チョウチョのやってくる庭を目指して……植えましたが。
あんまりこの花にチョウチョが待っている姿を拝見したことがございません。

あ。

チョウチョ自体は、もうそれはたくさん飛来する環境でございます。

ブッドレア植えるまでもなく……ってそれじゃ意味ないじゃん。

大きくなってさ。2mを越えています。隣りのコナラに迫っています。花穂も巨大化、数も増えました。

ちなみに、既に巨大化してきたハギは、剪定しました。
6月に一回剪定すると、秋がいい具合と聞いたもので。


でもですね。
庭はえらいことになっております。

The ジャンゴーです。明日、ちょっと作業しようかしら。雨が強くないことを願ってやみませぬ。あ、やまないのは困る。

となりの、アンソニー・パーカーセージに圧倒されて、これはもうだめか……と思っていたサルビア・パテンス。花期は、宿敵アンソニーより早いので、見事復活の開花です。

この青！
いや、この青だね〜〜。パテンスちゃんのこの青に勝る青はなし！いやそれは言い過ぎか。でも、この鮮烈な青こそ、初夏の庭にはつきづきしい。

今年の株は、去年より少し大きく育っているようです。（まぁ、そのとなりのアンソニーもこれまたでっかく育って入るんですが）願わくば、来年もこのブルーを楽しませてもらいたいです。

植え付けたユリの球根。一体品種はなんだったんだろうか？というぐらい、基本おろそかなへっぽこガーデナーbonpataです。たぶんテッポウユリなんだよなぁ……。

この間、蕾だったユリが、この庭で初めての開花を迎えました。期待以上にゴージャスかつ上品です。

前の借家でも、同じユリを植えていたように思います。そんで、植え付けた最初の年は、こんなふうにすんごくでっかく育って咲いたんだけど、二年目三年目と過ごすうちに、だんだん花茎の本数は上がるようになったのに、背丈や花の大きさが小振りになっていったなぁ。

掘り上げ、植え付け、土の更新みたいなことを丹念にやらんといけんのかなぁ。梅雨の中休みの庭に清々しい白ユリ。すきっと庭が引きしまって見えます。