この花ナーニ?に続くネットで質問シリーズ第二弾(東広島出張中)。

今日のイベントが始まるまでの朝のひととき。会場は母校なので、ここから向こうの建物を眺めたなぁ〜〜という丘の上の自動販売機コーナーでながめを……と思ったら、この10年ですっかり木が伸びて、向こうが見通せない。あららと思っていたところで発見した灌木。朝日に大霜がキラキラ光る斜面の叢にパラパラとそれはありました。既に落葉をすませ、この赤いガクと真っ黒の実の面白い形をプラプラ付けている。

すぐに思いついたのは、羽子板の羽。あの羽の錘は、ムクロジという植物だという。が、ムクロジにはこんな「羽根」はついていない。ツクバネという言葉が不意に頭に浮かんだので、検索してみると、ビャクダン科の植物にツクバネというのがあって、しかもその実は羽根がついてその先にまるい種。これか!?と思ったけれど、しかし、どうも色や形が違う。この鮮烈な赤と黒のコントラストはまったく違う。
さて皆さん。
この実ナーニ?

さて今回のイベント第一日目。賀茂台地の強烈な放射冷却の中、コバルトブルーの抜けるような空。この建物が私の母校。大きくなった植え込みのケヤキも紅葉している。
で。お昼ご飯を食べに出ようという段になって、帯同するクライアントたちは「お好み焼き」を食べたいと言う。「広島焼き」と言おうものなら、すぐさま私に訂正されるのがわかっているので、もう敢えて「広島焼き」などという俗称を使うものはいない。これを世界標準にするのがすべての広島県民の願いなんだよね。核兵器廃絶とともに……。
閑話休題。

車で40分かけて広島市まで降りていく。瀬野八本松間の峠を下ってまで食いにいくお好み焼きやある?行きつけの「へんくつや」が休日で長蛇の列。お好み村に行く気にはならない。向いのみっちゃんも大盛況。というわけで、新天地公園の脇のちょっと怪しい町の入り口のところにある「へんくつや」に走る。ビンゴ。ここはすいていた。

「二度目の広島焼き……あ、広島のお好み焼きです。お、おいしいです」と言いながらむさぼるクライアント。食べ終わる頃、この穴場のお好み焼きやにも客が流れ込み始め、店内がいっぱいになった頃に、私たちも一路東広島に向けて取って返します。
行き帰り二時間半のお好み焼きツアーでした。
イベント自体のコメントは気が向いたら。明日もがんばろう。