再びDUOへ行く。先日の大修理の経過が思わしくない。ときどきギアが入らなくなるのだ。バックギアの音鳴りもひどい。電話してアポを取ったとしても、作業終了まで二時間待ちはいつものこと。それを見越して秋田喜代美の学位論文と、菊地成孔の
『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍』を持っていく。最初は秋田喜代美を読む。仕事の本なので、義務的に読む。当然すぐ眠くなる。続いて車雑誌に手を伸ばし、一冊丸ごと流し読みをしてしまう。懐不如意なので見ていても虚しさが込み上げてくるばかりなり。仕方がないので菊地さんの本を読み始める。途中まで読んだら止めるというのを繰り返して、未だ放置してある本である。読み始めると、菊地さんの文体に巻き込まれて、ラリッたようになってほとほと疲れてしまうのが一気読みできない理由だと思う。極端に暇なので読み始めるとすぐにぐあーっと入って止まらなくなる……笑いが。おかしくって……。菊地さんの語っている格闘技シーンは、既に私があんまり知らない世代だったりするので、詳細はわからないんだけど。おかしくって……幾たりも爆笑が込み上げてくるけど、土曜日の昼下がりのDuoで爆笑は……いただけません。それでなくても厄介な客のレッテルを貼られているのに。というわけで菊地さんの本の読書を断念。
さて、ギアはいらない症状。私の見立ては、クラッチのミートポイントが、奥過ぎる。つまり、踏み切ったところと、クラッチが切れるところがほとんど一緒。いっぱいまで踏み切らないといつも半クラ。これが時々クラッチが入らない理由かな。
ビンゴ。サービスフロント氏の見解もそれと一致した。ミートポイントを手前に調節してもらって、クラッチ切れ以降の遊びを作る。これでだめならシンクロが逝ってると疑うしかない。
結果……改善した。