誤解のないように言っておきます。
「配信ライヴ」を否定するワケではまったくありません。
緊急事態宣言が解除になり、ライヴハウスの休業要請も解かれたとはいえ、まだまだ現場では以前のようにお客さんを入れて生ライヴを行うのは難しい状況。
ましてや感染拡大の第二波の懸念もじわじわと広がる中、もしこれで再度休業要請でも出ようもんなら、さすがに万策尽きてそれこそ存続を断念するライヴハウスだってたくさん出るはず。
そうならんためにも、無観客ライヴを配信で行う、というやり方は今の段階ではあくまで「方法として」適切だと思うし、また騒動が収束した後も、なんらかのカタチで今後も残っていくライヴのカタチだと思う。
ただ、自分には合わんかな、、、と。
ステージに立った最初の瞬間、客席にはたくさんの色、それこそ赤や青や黄、緑や紫、色々な色をしたお客さんが座ってて、しばらく唄い進むとそれら色んな色だった客席が、全部同じ色に揃うことがあるんです。
あとで「よかった」とお褒めをいただくステージほど、何度も何度もそれがあるんです。
なんとか同じ色に揃えたい!! と願い、気持ちを注ぎながら唄うもんですから、その瞬間はなんともありがたい気持ちになったりします。
ステージに立って、直にお客さんの反応を感じながら唄うということは、自分はそういう事だと解釈しています。
客席からの「気」や、たいそうな言い方なのかもしれませんが、「波動」みたいなもんを感じて唄えることが、自分にとっての幸せで、ライヴの醍醐味なんではないかな、と思うワケです。
配信ライヴにはそれがありません。
あるのは客席にカメラ一台。
自分がいくら客席に投げかけても、返ってくるものが無いんですよ。
これは120%のナルシストになるしかないんとちゃうか? と思ってしまったりもします。
話をいただく前から、上記の理由でだいぶ悩んでました。
配信が今後の主流になるようなことすら言う人がいて、それやったらもう音楽やめるか〜、とも考えてました。
だったらやめる前に一回だけやっとくか。
だって自分は配信ライヴをやったことないし。
やったら意識も変わるかもしらん。
ひょっとしたらカメラの向こうに、観てくれてる人の色が見えるかもしらん。
それから続けるかどうするか考えよう!
ということで、6月24日(水)。
いつも美しくチャーミングなsivaさんとツーマンでやります。
無観客配信。
20時半から配信スタートで、自分は後攻なんで21時20分くらいからの出番です。
シルバーウイングス YouTubeチャンネル
https://youtu.be/m5Sho3WsbEo
投げ銭受け付けページ
http://www.limekoubou.com/nagesen.html
配信ライヴでの投げ銭方法の説明動画
https://youtu.be/6shyGsOw2ew
ご覧の皆さんからいただく投げ銭やコメントは、お店や出演者の大きな励みになります!
6月24日の夜は配信でお会いしましょう!!!

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