秋分の日。 祝日。
長男はやっぱりサッカーのカップ戦で、またまた早朝(6時)出発で奈良へ。
いくらサッカー好きとはいえ、まだ11歳でよぉ頑張るわ〜〜、って思う。
学校行ってる時以外は明けても暮れてもサッカーな毎日。
この日も用事があったので奈良へは帯同せず。
引率されるコーチと他の親御さんにお願いをして、我々夫婦は義母を迎えに行ってから義父のお見舞いへ。
自分は二ヶ月ぶりに行ったけど、日に日に義父の口数が少なくなる。眠ってる時間が多くなる。
重度障害の高齢者施設なので、大きな声で歌を唄いながら徘徊してるおばあさんや、一日中ずっと食堂のイスやテーブルをティッシュで拭いてるおじいさん、周りもそういったお年寄りばかり。
義父は寝たきりの状態なので、点滴の時に車イスに乗せてもらう以外はずっと部屋にいる。
行くたびに 「人の尊厳」 について考える。 たくさんのそういったお年寄りや、身体にチューブを付けられた義父を見て。
自宅で倒れてから来月で丸一年。 元気だった頃の義父を思うと涙出そうになる。
先日は義母に 「まだ家には帰れないのかい?僕はまだ治らないのかい?」 って言ったらしい。
ホントに辛い。 実の娘である家人はもっと辛いだろう。
帰り道義母が、お茶しよう! と言うので宝ヶ池のカフェ。
気分を替えて、楽しく話すほうが義母にとっても良さそうだったので、努めて明るく。
子供たちの話しなんかで大笑いしたり、すっかり話し込んだ。孫たちの話しをするとすごく楽しそうにしてくれるのが嬉しい。
義母を送って、一旦帰宅。
長女と次女が帰ってた。
案の定、「おやつモンスター」 になってた(笑)。
「京都帰着は20時の予定です!」 とサッカーのコーチからメール。
やっぱりヘトヘトで帰ってきた長男を迎えに行って帰宅。 家族5人で夕飯。
子供たちと笑いながら、けど、自分が老いたら自分はどうしたいか、を頭の中でずっと考えてた。

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