今年、そして今月はビートルズが来日して50年なんだそうな。
50年前の今日が武道館でのステージ1回目。
ビートルズにはホント色んな思い出ある。
自分が中学3年生の時だったか、たまたまテレビでビートルズのアニメが再放送されてて、なんとなくそれ見て興味持って、ちょうど弟がビートルズのLPを買うというので、それまでに自分も小遣い貯めて一緒に買ってきて! って頼んだけどその時はどんなアルバムが何枚出てるのかも知らなくて、自分より知ってた弟に色々聞いて、じゃあ一番評価の高いアルバムを買おう!ということで、「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」を買ってきてもらった。
人生初の洋楽レコード。
最初聴いた時はとにかくビックリした。
自分がイメージしてた60年代の音とまったく違ったから。
アニメの最初期ビートルズしか知らなかったから、「Love Me Do」 や 「Please Please Me」 がたったの3〜4年でどうやって 「A Day In The Life」 や 「Lovely Rita」 の音になるのか、もの凄く興味湧いた。
だからそのあと必死で小遣い貯めといて毎月ビートルズのアルバム買った。
音が固まり始めてから完成に至るまでの変遷は聴いててホントに鳥肌たつくらいワクワクしたし、そのせいか今も 「Rubber Soul」 から通称 「ホワイトアルバム」 までの辺りが一番好き。
高校に入ってからはもうガマンできなくなって、1年生ですぐにギター持ってる友達集めてビートルズのカバーバンド始めた。
当時は早弾きロック全盛の頃で、周囲はみんなエイトフィンガーだのライトハンドだの、そういうロックに夢中だったけど、自分はひたすらビートルズ。時々ウイングス。 ポールのパートをやってたのでベースとギターだけじゃなくピアノやドラムまで必死で練習したり。 変わった高校生だったと思う。
友達に 「バンドなにやってんの?」 って聞かれて 「ビートルズ」 って答えたら、「ビートルズって!!グループサウンズやん!?懐メロやん!?」 って笑われたりして、ああ〜コイツ分かってないなあ〜〜、って思ったり(笑)。
大学に入ってブルース聴くようになってからはビートルズは徐々に聴かなくなったけど、それでもやっぱりビートルズは自分の中のどこかで流れてたし、ポールやジョージの新譜が、、、って話しになればほぼ毎回チェックしてた。
そう思えばビートルズはやっぱり自分の原点。
ギター始めたのは中2の時、さだまさしを弾きたかったからだったけど、それはあくまで 「きっかけ」 だっただけのことで、後々につながる音楽の扉を開いてくれたのは間違いなくビートルズだった。
アルバム 「Sgt. Peppers〜」 の音聴いてみ! 今聴いても49年も前の音に聴こえへんよマジで。
無性に今夜は 「Sgt.Peppers〜」 が聴きたくなってきた!
よしっ! 今日帰って聴こう!!
あ、今日は飲みに行くんやった、、、。

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