20日と月末が嫌い。
頭は痛いし、胃も痛い。
いっそのこと、世の中から20日と月末が無くなってしまったらいいのに。
嫌い。
金曜の夜は KING JACK JAM のお稽古だった。
繁華街のど真ん中にあるスタジオなので、今までのように身軽に短パンとサンダルで、、、という風にはいかなくなったのがツラいところ。
特に週末ともなると電車を降りて繁華街を歩いたら、知り合いに会う確率のなんと高いこと(笑)。
先だってもスタジオの行きに1人、帰りに2人、計3人の知り合いに飲み屋街で会ってしまった。
お稽古は22時から2時間。
新しく書いた曲の細かい部分を固めていく作業。
あっという間に過ぎる時間。
ミーティングルームでライヴまでの予定を全部決めてこの日は解散。さあいよいよ。
そうそう、ライヴまでに3人で飲み会もやることになった。JRBの時には3人で飲み会なんて一度もしたことなかったけど、こういうことも重要だと自分は思う。
終わってから一人、終電にギリギリ間に合う時間だったけど、場所が場所だけにアカンのよね。
終電を捨て、茶色いお酒をとってしまう47歳。
カウンターで2時過ぎまで飲ませてもらって、隣に座った知らないおっさんと仲良くなって、帰り際に笑顔で握手までして、店出たらドッと疲れてる47歳。
まあ日常なんてどうせこんなもん。 ある意味不毛だったスタジオ後の2時間を振り返りつつ、タクシー。
土曜日も朝から精一杯に仕事して、一旦帰宅後、夜は長男をサッカー場へ迎えに。
帰ってきてひと息ついてビール3本飲んだらもうフラフラ。
意識なく寝てて、夜中にふと目が覚めて、そういえば夜が明けたら日曜日。久しぶりに義父のお見舞いに行く予定だったなあ、、、とか考えながら、ナゼか自身の老後のことに想いを巡らせて混沌となる。
義父は3月に転院した。
完全介護付きの施設。
重度の要介護なので周りもそういった年配の入所者ばかり。
義父はこの日は少しく調子も良かったようで、自分の顔も認識してくれたし、孫たちのことも気にかけてくれた。
英語にも堪能な義父だけに、自分が着て行った 「Model of Father」 とプリントされたTシャツを冗談めかして褒めてもくれた。
義母に向かって 「僕もね、、、、、ああいうシャツが、、欲しいわ。 退院したら、、、、、新品のを、、ね」
言葉を聞いて、涙が出そうになった。
大きく頷いてはいたけど、義母も家人も同じようだった。
ホント、人生なんて悲喜こもごも。前に進んだように見えたり、新しい景色に出会えて感動したりしてるけど、でもそれはあくまでそういう気がしてるだけで、実は同じところを行ったり来たりしてるだけなのかもしらん。
そんな無常気の中で、みんな踏ん張ってるんですよ。
ホント頑張ってるんですよ。

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