昨夜は仕事から帰ってそのまま大宮のブルーアイズへ。
夏の間、仕事が忙しくてなかなか顔を出せなかったのもあって、この日はホント久しぶりのノジー・マーティン氏のライヴ。
とはいうものの、わりとこの人のステージだけはコンスタントに観てるなあ(笑)。
ノジー節は初出演のブルーアイズでも健在。いいね。ニヤけてしまうくらいいい。
もっと若い人たちにも観てもらいたいし、なにより 「ノジー・マーティン」 という人の 「人となり」 をその楽曲に加えて若い人に知ってほしい。
さて、、、。
ライヴって色んな人の楽曲そのものを聴く楽しみももちろんあるけど、それと同じくらいのレベルで自分の場合はその人の出す 「音」 を聴くのも楽しみ。
この人この楽器でこんな音出すんやー、こんなトーンで弾くんやー、とかいう感じで。
「サウンド」 というとその楽曲全体の音のイメージだけど、「トーン」 というとあるひとつの楽器のセッティングや、それこそミドルやトレブルやベースといった音のチューニングのみならず、弾き手の技術そのものまで含めた上で出される音云々、、、ということになるかな、、、。
そういう部分でいうとみんなひとりひとり音って違っててオモシロい。
ギターでいうと同じ楽器に同じアンプ、同じペダル使ってても、弾き手によって全然違うトーンになるし、ピアニストだって例えエレピ使って弾いてても、その人のクセとかタッチとかでまったく違う音に聴こえるから不思議。
それぞれの音の好み、みたいなものも見えてくる瞬間があって、特にやっぱりギターとベースは聴き入ってしまったり。
自分の好みだけで言うと、例えばレーナード・スキナードの1st 「レーナード・スキナード」 と、2nd 「セカンド・ヘルピング」 のギタートーンは、自分にとってはもはや神。
レイヴォーンがカバーしたヴァージョンの 「リトル・ウイング」 は自分にとっては究極のバイブル。あのギタートーンだけでイケる。 オリジナルのジミのやつより甘くてエロくて、しかも一音一音が鬼気迫るというか、この一音出すために命削ってます感、が断然スゴい。
ヘッドフォンで初めて聴いた時はホント、震えが止まらんかった。
ということで、昨夜ライヴのあとにますおかくんとビール飲みに行ってそんな話しもしようと思ったのだけれども、ついつい久しぶりだったおかげで下世話なおっさんトークに終始してしまった46歳の秋。
たのしゅうございました。

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