京都市さんの仕事をさせてもらってるので、1年に一度、入札に参加せねばなりません。
で、昨日はその入札に必要な書類を集めるのに、朝から現場仕事の合間をみて税務署、区役所、水道局へと。
12月に入ると一気に混みだすので、この時期に来てよかった。
税務署の対応、すごく親切ですね。 受付に必ず人がいて、分からないことは聞きに行けばとても丁寧に教えてくれます。
書類に必要なことを記入して提出。 かけてお待ちください、と言われて待ってたら、隣のカウンターに年配の男性が税務相談に来られて色々話しておられる様子。
聞き耳を立てるつもりはありませんが、隣のブースなので当然声は聞こえてくるワケで。
「会社が債務超過で、、、」
「支払いできる見込みもなくて、、、」
「資産もほとんどゼロになってしまって、、、」
キツい、、、。
キツいわ、、、。
よく聞く話しではありますが、その声からは切羽詰った様子が手に取るように分かり、隣で聞いてるこっちまでなんだか胸が締めつけられるようで、、、。
ああ、早く帰りたい、、、。
そんなこと思ってたら 「お待たせいたしました〜」 と書類が出来上がってきて、400円払って逃げるようにして税務署をあとに。
うわあ、、、とか思って聞いてるけど、商売させてもらってる身としてはまるっきり他人ごとでもない。
自分に置き換えて考えてみて、もし今の仕事がダメになったら、寒気どころの話しでない。
いわゆるサラリーマンと違って、まあ自由になるお金はそれらの人よりはほんのちょっとくらいは多いかもしれんけど、将来見据えて今から色んな意味で準備しとかないと、日々の仕事に流されてるような動き方しかできてなかったら、まさに明日は我が身なのよね。 ましてや個人経営なんてなんの保証も無いし。 一緒に仕事してくれてる人のこと考えたら、儲からなくなってきたからヤメま〜〜す!違う仕事しま〜〜す! って自分だけで済む話しでもない。
それでなくてもホントにこのごろ世の中の動きの早いこと。 ネットとかの 「せい」 でも 「おかげ」 でもあるんでしょうね。 つい2〜3日前に「将来こうなるかもしれませんよ〜」って聞いた事が今日もう目の前に! なんてこともざらにあるし。
コワい。
コワいです。
帰って家族の顔見たらホッとすると同時に、なんだか余計にコワくなってきたりするもんね。
身の引き締まる思いでありました。

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