昨日はソロでライヴだった。
祗園のシルバーウイングス。
お会いできた皆様に心からの感謝を。
ありがとうございました。
いつものソロの時のように、仕事を夕方早目に切り上げて一旦自宅に帰ろう、、、、、と思っていたら、従業員が追突事故、の一報。
なんということだろうか。
そのまましばらく事務所待機を余儀なくされ、結局20分ほど圧して一旦帰宅。双方にケガが無かったのが幸いだった。
すがり付く子供たちを振り払い、一心不乱に着替えてギターと荷物を持って玄関を飛び出し、なんとかリハーサルのできるギリギリの時間にシルバーウイングスに到着した。
とは言え、他の出演のかたたちは既にリハを終えられていて、店もオープンに向けて準備を始められていたので、そこはやはりいつもの通りギターのサウンドチェックとバランスの確認だけを至極簡単にさせていただいて、本番を待つことと相成った。
一番手は吉浦啓介さん。
インストギタープレイヤーだ。
正直なところそれまで自分はインストギターのステージを見せられるのが、どちらかといえば苦手だった。
でも彼は違った。
音にもステージにも、ただ黙々と弾くだけでない、何かドラマのようなものが感じられた。
あとで聞いたらちょっと前までメタル少年だったらしい。
いいステージだった。
二番手は名田憲人さん。
普段は大阪を拠点に活動している現役の大学生だ。
ちょっと前まで野球一筋少年だったらしい。
その経歴通り、実に男っぽい歌い方でぐいぐい押してくる感じのシンガーだった。
且つ楽曲はお洒落でポップ。
自分が大学生の頃にこれだけ弾いて歌えていれば、きっとその後の人生は大きく変わっていただろう。
三番手は杉本民名さん。
もう何回も彼のステージを観ているし、競演するのも2度目だ。
杉本さんはとてもいい曲を書く。
なお且つそのステージも様々な局面においてしなやかで柔軟。良い意味でひっかかるところがまったく無い。
ちょっと前までバンドをやっていたらしい。
「上手い弾き語り」 のお手本のような人だ。
自分は四番手。
やっぱり飲みながらやらせていただいた。
自分の場合はそのほうが良い。
オリジナル3曲、カヴァー2曲。
今回はカヴァーを1曲差し替えて、オリジナルも1曲はアレンジを大きく変えてやった。
精一杯やれた。
楽しくやれた。
いつもの如く、セットリストはあえて記載しない。
最後はクボタ竜次さん。
前回に引き続き2度目の競演。
九州弁まじりの素朴な雰囲気のMCが、独特のクボタワールドをステージ上に構築している。
ボブ・ディランや拓郎を彷彿する楽曲に思わずアルコールが進んでしまう。良い音楽に酒は必需品だ。
クボタさんのベテランならではのこなれたステージに触れ、自分の未熟さを痛感した。
リハ直後から飲み始めて、結局ライヴ中も終演後もそのまま楽しく飲み続け、気が付いたら自分のお客さんとお店のスタッフさんだけになっていた。
閉店時間を大きく過ぎた2時前、撤収。
楽しい夜の終わり。
帰宅して酔っ払いながら目覚まし時計をセットしたもんだから、いつもより1時間間違えてセットしてしまって、朝5時にアラームが鳴った。
今日は朝からメチャクチャ眠い。
(写真提供:ヤベさん)

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