2009年、明けましておめでとうございます。
今年は個人的にはついに 「前厄」 を迎えるワケですが、実は自分は早生まれでありますので同級生の大半は昨年が前厄であったワケで、そういう友人らに聞きますと 「心してかかれ」 という者と 「べつにな〜〜んも変わらへん」 という者とがあって、どちらかというとそういう事を気にするほうの自分としては今後3年間は心してかかりたいと思う。
で、3月には 「大台」 に召されるワタクシでありますが、やはりそこは不惑なお年頃。 若い頃とは違って妙なこだわりがなりをひそめた、、、と申しましょうか、無理に我を張ったところで良いことは何も無いというのは40年間生きてきた中での知恵。 自分なりの世渡り術。 長いものには巻かれろ。 食は万里を越える。 餃子のO将。 どんな事象においてもこれ臨機応変に対処、雨にも負けず、風にも負けず、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
まあもっと若い頃の自分であれば、人間1本筋が通っておらねばならぬ、と心情の理にそぐわぬ件に関しては非常に立腹、ピーター・ウルフやマイケル・マクドナルドをあからさまに非難したものであったのだけれど、今の自分はもう大人。 全てを受け入れる度量を身に付けたというか、それこそが立派な大人の条件っていうか、見た目や外聞にいつまでも囚われているようでは真の自分を見つけ出すことなんてこれからの世の中非常に難しいのであって、そういうことこそが時代の流れ、周囲の状況に合わせて身の振り方を変化させるだけの懐の深さを持ち合わせることが不惑な大人としての必須条件であると考えられるようになったというのは大変に自分にとっては意義深いことであるように思えたのは儚い夢であったのか。 自分の頭は思う以上にガチガチで、今年の抱負なんて難しいこと考えてるうちにやっぱりというか行き着いたところとしては、
やっぱりカタチからしか入れない!!
ギターはストラト。
アンプは生粋の真空管。
理論至上主義音楽はクソくらえ。
テクニック偏重音楽は消えなさい。
ロックギターはヘンドリクス。
酒は日本酒、バーボン、ワインに各種スピリッツとビール。 スコッチやブランデーは滅びてよい。
寿司は赤身に白身、イカに海老、貝類。 カリフォルニアロールは日本に来るな。 ツナロールは死んでよい。
家族はかけがえの無いもの。
精魂込めるバンドは唯一1バンド。 頭の悪い自分には3つも4つも魂込められません。 だからジェリー・ロール・ベイカーは自分の宝物。
うどんより絶対に蕎麦。 蕎麦は二八にかなうものは無し。
ラーメンは醤油ベースが最高。
以上。
とにかく今年は自分のやりたいことにそこそここだわっていきたいと思っています。 前厄ということで、ややもすればひきこもり気味になりがちなのでそのくらいでちょうどでしょう。
特に4月からは昨年に比べるともう少し音楽にも時間が割けるようになる予定なので精一杯楽しんでやるつもりです。
CD発売=プロという方程式がもう成り立たなくなってしまった昨今、垣根はどんどん取り外されて今やプロもアマも入り乱れている現状の中で、とっても格好は悪いかもしれないけれど自分の信念とこだわりをしっかりと持って一つの事を長く続けていられるというのはある意味とてつもない 「強さ」 なのかもしらん、と思う年頭にあたっての格好の悪い能書きでありました。
昨年一年がハッピーだったかたには今年がさらにハッピーでありますように。
昨年一年が 「、、、、、、、」 だったかたには今年こそはハッピーな年でありますように。

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