過日、京都は「都雅都雅」にて開催されました「ブリティッシュ・ハード・ブルース・ナイト」での怒涛のライヴステージ4本。誠に素晴らしいものでありました。
そして自分の怒涛の2日間もまさにこの日スタートしたのでありました。
11月19日(金)午後7時。京都駅八条口。
自分はある方と密会するため、この場所におりました。
その方とは翌日都雅都雅に出演される埼玉からのバンド「クレーム」のベーシスト、Derek氏。
実はイベント開催が決定しましてしばらく後に、クレームさんから打診を頂戴いたしまして、JRBの曲であります「ウルフマンズ・ソウル」をステージで演奏いたしたく、その折ゲストとしてステージに上がるよう、そしてこの企画はサプライズといたしたいため、厳に他言無用、との旨。
以上を承知し、約束通り誰にも口を割ることなくライヴ前日19日。前のりで京都入りされたDerek氏と基本的な段取りの打ち合わせ。
当日はクレームメンバーと顔合わせを行いたいので、できるだけ早い時間に現場付近で合流することなどを決めてその日は撤収。
明けまして翌20日。ライヴ当日。
「ごと日」であって拙店の支払い日ということもあり、間に合うか!?とやや気をもみましたが、なんとか少し早目に仕事を終え一目散に帰宅。前夜に用意してあった機材・荷物を持ってタクシーに飛び乗りました。
ギターを持っている姿を誰にも見つかってはならぬので終始ドキドキ・・・。小心者の自分にはやはり隠し事はむいておりません。
午後6時前、四条寺町到着。
付近のマクドでメンバーでありますギタリストのわっすぃ氏、ドラマーのタケオ氏をDerek氏から紹介していただき握手&挨拶。
細かい段取り設定のあと、会っていたことがバレてはいかん、ってなことでメンバーから遅れること5分後に一人マクドを出ました次第。 その間もキョロキョロドキドキ・・・。小心者の自分にはやっぱり隠し事はむいておりません。
会場前にはすでに人だかり。
知ったお顔がずら〜〜り。
ひと通り挨拶して受付でチケットをもぎってもらい中に入りますと、JRB先代ドラマーの加藤くん。隣席に。
麦酒など飲みたるうちにあっという間に会場満杯。
一人一人の顔を眺めたる間もなく1バンド目のレッド・シェッペリソのステージスタート。フロム大阪。
演奏中もドキドキドキドキ・・・。小心者の自分にはどうしたって隠し事は・・・。
そしてついにクレームの出番。
自分の登場は中盤以降。
予めわっすぃ氏にこっそりとセットしていただいた我が旧メインギター「こげっち(うっちぃ氏命名)」とペダル類の位置などを確認するため、クレームのステージをかぶりつきで観るフリをしつつ客席最前列へ。
と、ベッド・カンパニーのギタリスト、うっちぃ氏がこちらに手招き。え?僕??
受付前にこっそり呼び出し。
うっちぃ氏小声で曰く、
「入場のお客さんにJRBのチラシ挟み込んどいたから。ステージ終わったらなんやったら宣伝しといて」
ええっっ!?
まあ考えてみればうっちぃ氏はJRBのベーシスト。いわば身内。ステージの傍らに並べられた機材見りゃあ誰のものかそりゃあ分かるわなあ・・・。
アカンやんっ!!
バレてるやんっ!!
てなことで非常に複雑な気持ちのままトイレで着替え。
そしてきっかけ外さず見事にトイレから登場(笑)。
リハ無しだったので自分の音はまったく聴こえませんでしたが、それはそれで気持ちよくやらせていただきました。
出番終わって客席に戻ったら、あのいつも冷静なオーミチくんに 「かなりビビりましたわ〜」 とかなりビビッた様子で言われました。
3番手カヴァー・スネークのパワフル、豪快なステージ。
そして主催バンドであるトリのベッド・カンパニーの痛快、最高にカッコいいステージのあと、打ち上げに帯同。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎてゆき、結局午前4時過ぎに帰宅したのでありました。
出演者の皆様、素晴らしい時間をありがとうございました。
驚かしてしまった皆様。本当にゴメンなさい。

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