ちょっと小耳にはさみました。
最近の若者の「飲み会」が、やや様変わりしてきているとか。
「飲み会」って言えば集団宴会スタイルや合コンスタイル、少人数スタイル・・・と、その形は様々だと思いますが、どのようなスタイルの飲み会においても、「飲み会」イコール「バカ話し」 と認識している若者が圧倒的に多いとか。
別の所で聞いた話しですが、合コン帰りとおぼしき20代後半くらいの女性2人(なかなかにべっぴんさんであったとの事)の電車内での会話を、聞いていたある人の証言によりますと、
女性A 「なあ、今日の男の子らどうやった?」
女性B 「う〜〜ん、なんかイマイチやったわ〜」
女性A 「前に合コンした子らもそうやったけど、一体お前ら何しに来てんねん!?って言いたくならへん?」
女性B 「なるなる! アホみたいな話ししかしいひんね〜ん」
ホロ酔いの彼女たち、車内でやや大きめの声で話していたので、内容の一部始終は周囲にまる聞こえ状態だったらしいのですが、結局彼女たちの言いたいところは、相手の男性陣が合コンに参加するにあたって、「お付き合いがしたい」のか、「飲み友達が欲しい」のか、はたまた「その場でバカ騒ぎするだけ」でいいのか、宴が進んでいくにしたがっても判然としない・・・、と言うらしいのです。
では、もっと若い人たちはどうなんでしょう。
最近の女子大学生。
聞けば合コンってあんまりやらない・・・、そうです。
男性からの誘いが無いんだとか・・・。
好きになっても告白とかしない男性が増えてるんだとか・・・。
男性側に聞くとその理由として、「アタックして失敗したらカッコ悪い」 「失敗したら恥ずかしい」 「恥かきたくない」 「キズつきたくない」 という意見が大半ということ。
自分の若い頃を振り返ってみてどうでしょう。
飲み会・・・たくさんやりました。
もちろんバカ話ししてバカ騒ぎもしましたが、時にはゆっくりじっくりと自分の考え方や身の回りの事について語り合ったり議論をしたり、なかなか分かり合えなかった友人とも酒が入った時にしかできない話しなんかもして仲良くなれたもんです。
女の子の前でも恥だってたくさんかきました。
僕らの頃は女の子のほうから告白するなんて稀な事でしたから、シャイな僕なんかしょっちゅうカッコ悪い思いもしたもんです。
たくさんキズつきもしましたし・・・。
だからそういう今の若者、特に男性に、僕は声を大にして言いたい。
もっとしっかりせえよ!
もっとチャレンジして失敗せえよ!
もっと顔から火ぃ出るくらいの恥かけよ!
失敗は若いうちにしておかないと、歳くってからの失敗はそれこそシャレにならんのよ。
恥は若いうちにかいておかないと、歳くってからの恥はホンマに恥ずかしいのよ。
若いうちの恥は笑って済むのよ。
若いうちの失敗は必ず将来自身の血となり肉となるのよ。
男性諸君!
もっと男らしく生きていこうよ!
ほな「男らしい」ってなんやねん!?
「見かけ」や「物腰」の事とちゃうよ!誤解すなっ!
「男らしい」ってのは「モノの考え方」「気持ち」やと僕は思うよ。
こんな事言ってると、オヤジくさい・・・とか言われそうですが、僕は媚びるつもりは一切無いのであります。
ああ〜、ひさびさに言いたいこと言うたった〜。
若い若い、と一口に言いますが、幾つまでが若くて幾つからが若くないのかは、まあ個人差もあることですので、受け手にお任せする、っちゅうことで・・・。
あんまり若いかた達が軟弱なようなら、ええ加減そのうち往年のオヤジ軍団にエエとこ持っていかれまっせ〜〜(笑)。
合掌。

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