「なぜ人は酒を飲むのか」
昨夜は久々に自宅で夕食をとることができたので、人類の歴史始まって以来のこの壮大なテーマについて探求を試みることにしました。
先ずはビールで。
昨夜のアテには餃子が用意されておりました。
ここのところ幼稚園のPTAの役員の仕事で忙しい家人。 卒園式や謝恩会の準備で日夜追われておるようす。
昨夜も携帯にかかってきた電話で話しながら焼いたせいで、一部の餃子はやや焦げ気味。
忙しいのはお互いさま。 餃子が焦げたくらいで文句など言うものではありません。
餃子6個に缶ビール1本。
美味い。
次に用意をされておりましたのは 「小松菜とあげの炊いたん」 。
なるほど、これは日本酒でありますな。 といつもの酒棚より取り出したる日本酒、日本盛り純米 をそのままコップになみなみと。
とここでまたもや家人の携帯に電話。
席を離れる家人。
ソロ活動となる自分。
お互い忙しい身。 一人になったからって今さらどうこう言うつもりもありません。
黙々と 「小松菜とあげの炊いたん」 を食らい、日本盛り純米 をノドの奥へ流し込む自分。
思いのほか長く時間のかかる電話に、すでに 「小松菜とあげの炊いたん」 も、日本盛り純米のコップもカラ。
仕方なく2杯目の日本盛り純米をコップになみなみと注ぐ自分。
ここで次女登場。
今日あった出来事を終始ニコニコで、饒舌に自分に話す次女。
なんでキミはそんなに機嫌が良いのだ。
ああそうか、学級閉鎖で学校が休みになっておるからか。
あまりの可愛さに日本盛り純米をもう1杯。
家人まだ戻ってこず、いまだ空腹であったため冷蔵庫をまさぐりますと3粒のスモークチーズ出没。
これをアテにすべく、缶ビールをもう1本開栓。
なれど3粒のスモークチーズ、アッという間に無くなれり。
いたしかたなく、棚の中をまさぐれば、小袋に入りし 「柿の種わさび味」 出没。
ビールを挟んで4杯目の日本盛り純米をコップに注ぎたり。
したところ、ようやく電話を終え階上より戻りたる家人に長男、「歯磨きしてたら水こぼちた〜〜」 と訴え、慌ててタオルを手に洗面所に走り去る家人の背中を見送る自分。
もはや自分の腹は柿の種わさび味で満腹。
今夜の晩めしはお菓子であったなあ、、、と悲嘆にくれた時、 「あ!オーブンの中に鮭と野菜のホイル焼きがあったのにぃ、、、」 とは家人。
もっと早よ言え。
歯ぎしりしながら5杯目の日本盛り純米。
今朝、二日酔い。
ここに、なぜ人は酒を飲むのか、解明されたり。

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