
3月24日(金)午後2時半から45分ほど、「あい弦楽四重奏曲」のコンサートが開かれました。あい弦楽四重奏曲というのは、JA長野厚生連 篠ノ井総合病院の医師だけで構成された弦楽四重奏曲です。

メンバーは、第1ヴァイオリンが犬井啓太先生(研修2年目)、第2ヴァイオリンが近藤奏先生(研修1年目)、ヴィオラが和食正久先生(泌尿器科医)、チェロが茅野周治先生(研修2年目)の4名。
曲目は、
モーツァルト ディヴェルティメントK136ニ長調(全曲)
チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第1番 第2楽章
アンダンテ・カンタービレ
服部隆之 大河ドラマ「真田丸」メインテーマ
ボロディン 弦楽四重奏曲第2番 第3楽章「ノクターン」
岡野貞一作曲 「ふるさと」
アンコール 朝ドラ「おひさま」のテーマ
と、盛り沢山。
とっても素晴らしい演奏でした。割と響く空間である上に全方向から反射音が返ってくる、やりやすいとはいえない場所ですが、よくこれだけ弾ける人が医者だけで4人も集まったなと思う、息の合ったアンサンブルでした。
今日はこの後、午後4時半から犬井先生と茅野先生は、研修修了式だそうです。その後は別の病院に移るので、篠ノ井総合病院の医師としてこの4人がカルテットを組むのは、多分今日が最後。

しばらくポスター(上のクリーム色の)を貼っておいた効果か、患者さん、ご家族、スタッフなど30名以上の人が素敵な演奏を堪能しました。
ところで、4人の後ろにティンパニが2台写っていますが、「真田丸のテーマ」では私もティンパニで入れていただき、5重奏になりました。自分の働く病院でティンパニを叩くのは初めて。低いティンパニは音変えがあって忙しく、最後のところで丁度いい音にするための工夫(布を一枚乗せる)が間に合わなくてちょっと悔しい。
人とつながるのは人生を幸せにする方法の一つですが、音楽でつながるというのはその中でも「幸せを増やす力」が強いような気がします。たくさんの人が「素晴らしかった」「感動した」「よかったねえ」と言われていました。「このコンサートはDVDになるの?」と聞いてきた人もいました。いい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
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