米国時間の11月6日に投開票がおこなわれた米大統領選挙は、共和党のロムニー氏を破って、民主党のオバマ大統領が再選を果たした。
記事は次のとおり。
オバマ氏が勝利 ロムニー氏に競り勝ち 米大統領選
2012年11月7日(水)13時23分配信【産経新聞】
【ワシントン=佐々木類】米大統領選は6日、投開票が行われ、主要メディアは、民主党現職のオバマ大統領(51)が共和党候補のロムニー前マサチューセッツ州知事(65)に競り勝ち、再選を確実にしたと報じた。景気と雇用が最大の争点となった選挙で、米国民は、4年前の選挙で唱えた「変革」の継続と格差是正による「公正な社会」の実現を訴えたオバマ氏を信任し、今後4年間のかじ取りを託す。
オバマ氏はバイデン副大統領(69)とともに来年1月に首都ワシントンで就任式に臨む。
オバマ氏は選挙戦で、一貫して中間所得層重視の姿勢を強調。富裕層を含めた減税や規制緩和など自由な経済活動による活力ある社会の実現を目指したロムニー氏は、最終盤に巻き返してオバマ氏と激しくせめぎ合ったが、及ばなかった。
(記事ここまで)
ロムニー氏とオバマ氏のどちらがましかといえば、はたから見る限りではオバマ氏の方がまだまともかなあと思うが、よくわからない。表から見える部分しかわからないし、テレビではお互いを中傷するCMばかりが流されていたらしいし、こんなお祭りの果ての人気投票で、正しく人物を評価して選ぶことができるのか、疑問に思う。日本の首相の選び方よりはずっと民主的だとは思うが。
米国がまともな経済財政状態に戻るためには、表の経済政策や貿易政策だけでなく、裏の手も使って外交戦争でも勝利して、たくさんのごまかし策やまやかし策も使わなければいけない。そういうことを、ロムニー氏は堂々とやりそうな気がして恐かったが、オバマ氏はこっそりやりそうで、それをやられるとこっちの方が恐いかもしれない。
とはいえ、日本人も回りの国々に揉まれて、昔ほど飼い慣らされた羊ではなくなってきている。日本は卑怯な手を使わなくても、まだこれだけの経済を保っていられる。これは結構すごいことなんじゃないかと思ったりするが、勘違いかなあ。日本は駄目だ駄目だという論調も、まだ根強いですね。どっちが本当なんだろう。
日本は衆議院を解散するのかしないのかも、国民には全然見えない。自民党末期もひどかったが、今の民主党末期(と勝手に言ってしまいます)は輪をかけてひどい。政府の体をなしていない。それでも戦争を仕掛けられたり外交や貿易でボロボロにされないのは、米国も中国も韓国も引き継ぎ期間だからだろうか。各国の新体制が動き始めたら、箔を付けるために各国とも日本に向けて花火を打ち上げるんじゃないか。その時日本が選挙中だったり大混乱中だったりレイムダック継続中だったりしたら、また数百兆円損をするとかいうことになるんじゃないだろうか。
どうなるかはわからないが、注意して見ていった方がいい気がする。
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