今日は川口市長の葬儀・告別式に参加してきました。60歳という若さ。
16年間川口市の市長(今年は第5期に入られておりました)を務められ、住みやすい川口を築き上げてきてくださった市長。とくに文化や福祉に力を入れておられたこともあり、私たち文化に関わる仕事をしている人間とのかかわりも多く、2003年より、この住居を構えるKAWAGUCHI ART FACTORYにて、当時盛んに繰り広げられていたアートイベントのオープニングにも顔を出してくださっていたほどでした。また新たな事業に着手されておられたので、ご本人が一番悔しい思いでおられることと思います。市長も鋳物屋の息子だったようで、『僕は小さいころ磁石に紐をつけ、腰にぶら下げて町中を歩き、鉄屑を集めておこずかをもらったんだ。』といった幼いころのエピソードをしてくれたことを思い出します。庶民に近い距離で接しながらも、とてもキレのある行動力で、弁の立つ魅力的な方でした。
葬儀の最後に喪主である奥様が、最後のご挨拶をされているのが、市長の妻として、一人の女性として、とても深い愛情あるお言葉を添えられておられたことがとても素晴らしく、涙せずにいられませんでした。
岡村市長。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。

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