出産後1ヶ月が過ぎた。
ウチの子は両親に似てスクスク大きく育っている。
この1ヶ月間は、人間の未完成さや、成長の早さに、感心したり、不安を感じたり、喜んだり…、
どちらにしても幸福感にはかわりない時を過ごしている…。
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里帰りして十数年振りに、両親と暮らす生活も二ヶ月を過ぎた。
その中で面白い発見があった。
父という人格
母という人格
そして、その間にできた私という人格。
当たり前のように一緒に暮らしていた時には気付かなかった事がたくさん見えてくる。
癖や、行動や、物事の解釈の仕方や、反論の仕方や、落ち込み方…、
喜びの感じ方や、それを伝える表現方法…。
あらゆる面で、父からも母からも影響をうけていることを改めて確認する。
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こうして十数年という空白を経て家族と過ごす時間からは、どこか客観的な視点をもつような距離感が生まれる。
そして、その空白の時間の間に私はわたしで、また父母は父母で成長している。
父は現役を引退し、母は介護から解き放され、夫婦二人で過ごす時間が長くなっている。
その中で必然的に行われてきたのであろう、夫婦間における処世術みたいなものが、めざましく成長していて、とても興味深かった。
また、それぞれが趣味を見つけ、共有し合いながら話題が広がっている。
完璧な夫婦像では決してないけれど、不器用ながらも気遣い、お互いを必要として暮らしている。。。
子は親を見て育つ。
自分の背中も見られていくんだな。。

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