ワークショップコレクション−光のらくがき−展も先週末終了しました。
http://www.atlia.jp/news/index.html
本日作家の搬出も無事に終わり、会場がガラ〜ンとして
とっても“はだかんぼ”になったような感じがします。
吉田氏のシートの作品の“赤い鳥”だけ残してもらいました。
この鳥がこれからも多くの人を惹きつけてくれたら・・と思います。
約一ヶ月間の展示期間で約5,000人の来場者となりました。
昨年に比べ、2倍の人数を獲得できたことは、とても嬉しいことです。
この施設を知ってもらえたことや、アートに馴染みのない市民に、
インスタレーション作品に少しでも触れてもらうことができたことは嬉しいことです。
そして、何よりもワークショップや体験コーナーを通して、
見知らぬ人同士が笑いあったり、話したりできる空間が生まれたことが、
素晴らしいことだったと感じています。
また、多くの大人が、子どもにまぎれてワークショップや体験コーナーに触れ、
展示作品を通して、子ども心に戻れたことも、よかったのではないかと思います。
展覧会の質の面では、市民の施設だからこそ出来たことと、
市民の施設だから難しかったこと。。。がありました。
それは、今後の課題としていこうと思います。
美術作品を扱い、紹介していくということに、
もっと慎重になるべき事実もあった。と感じています。
すでに秋の展覧会の準備も始まっています。
また、来年の夏・秋の企画立案も始まっています。
企画者として続けることと、アーティスト(表現者)としての自分の考えは、
細かくいえば、同じような部分もあるし、そうでない部分もあります。
芸術という世界に居続けることの楽しみは、
何かが何かに反応して、変化したり、発展したり、影響与えたり、
影響されたり、刺激受けたり、与えたり、そういう反応の中で
あるとき、自分の心の琴線に強烈に引っかかったり、何かが湧き上がったりする瞬間であって、
そんな見方をすれば、企画者であっても、表現者であっても
同じ喜びを感じているんだ・・。と私は思っています。
今回の展覧会で関わることのできた三人の作家の方々からは、
新鮮な価値観を運んでくれたことにとても感謝しています。
また、芸術に対する精神性や身を削るよな制作の姿には、
こちらのやる気をさらに引き上げてくださいました。
有難うございました。
(今回の展覧会に出展された作家のHPなど。)
吉田重信氏
http://www.csdc.jp/show-case/gallery.php?sid=99&cid=2
小原典子氏
http://www.yaf.or.jp/artscommission/artist/ohara/
木村崇人氏
http://www.takahitokimura.com/index.htm

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