ARTIST in SCHOOL
−アーティストが学校にやってきた!−
2007年10月31日(水)〜11月18日(日)
10時〜18時(入館は17時30分まで)
月曜休館
入場無料
黒田征太郎×川口市立東中学校2年生
丸山芳子×川口市立本町小学校4年生
ご無沙汰・ご無沙汰・・ブログを開けるのも久しぶり・・
宣伝が遅くなってしまいましたが、自分が職場で企画担当している
AIS(アーティスト・イン・スクール)が始まっています。
-まだご覧になっていない方、是非見に行ってください。現在生徒たちの作品も展示され、とても活気溢れる会場になっています!-
いや〜大変だった。
なんせ生きたイベントなので・・。
2004年に私が「虹の輪」という60人掛けの巨大ベンチを造った時以来の
体力の限界を感じた。あの時も気持ちは先に行くのだけど、身体が悲鳴をあげた。
職場で企画担当しているAISにあわせて、自分がアーティストとして
学校へ授業に行くAISとの時期ががリレーのようにつながっていて、
なんだか一人ランナーのリレーをしているような、なんとも根性のいる
時期だった。
ともかく、今日は久々のお休みで、やっと今を振り返る余裕が生まれた。
AISとは、ようはアーティストが学校へ行って生徒と共に制作をし、制作をとおして、
各作家の思いを伝えていくこと。たとえば、「生きることとは何か」また、「世界を知ることとは何か」その他、「コミュニケーションとしての表現」「戦争と平和を伝える。」などなど。作家によっても違う。
また、「学生に、作家の制作や表現に対する情熱を、制作を共にすることで感じてもらう。」ということもある。
そして、我々のAISでは展示やそのあとの鑑賞まで、生徒たち自らの手で行ってもらい、さらにアートのあり方を体験してもらう。
AISには、これら以外にも、先生側の立場としては、
学校教育のあり方の見直しや、美術の時間における可能性を立証するなど。といった
考えもあるでしょうし、
その他、私が思うには、「自分自身の良い所や意外なところを知り、また友達の良いところや以外な所を知る。」そして、「自分の考えを知り、友達の考えを知る。」
といった切っ掛けを与える時間でもあると考えている。
自分のAISのことはまた今度書くとして・・、
今回の黒田氏と丸山氏のAISの企画を進める中で、予想以上にこども達の
理解力や感情の深さ、そしてアートのもつ意味の深さや可能性を
味わわせてもらえたことに、苦労の甲斐もあったといえる。
このAIS事業はまだ珍しい行いで、期間中多くの取材申し込みや、学生がレポートの
題材として訪れている。
その対応に答える中、自分でもこの事業の重要さと今後の発展を真剣に考えるいい機会になっている。
いよいよ明日・あさっては一般市民も参加できる
ワークショップが行われます!!
丸山氏の方は参加対象者幼児以上(幼児は大人同伴)で、あと若干申し込み可能!
黒田氏は年齢制限ありません。来るもの拒まず、何名でも対応可能!
詳しくは
http://www.atlia.jp/news/index.html
を御参照ください。
黒田氏の授業風景(カワグチ絵話教室)
丸山氏の授業風景(なぞの地球人からの手紙)

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