ＡＲＩＳＯの日記

モーツァルトの手書きの楽譜が発見された。ピアノソナタイ長調（Ｋ．３３1)は彼の作品の中でもよく知られた曲で、アイネ・クライネやト短調交響曲の第１楽章やトルコ行進曲などと並んで有名だ。その楽譜はコピーで伝わっていたが、手書きの原稿は失われたものと考えられていたが、それが見つかった。

　韓国の出生率が下降を続け、このまま行くと２７５０年に韓国が消滅するという計算になる。これは２０１３年の出生率１．１９がこのまま続き、他の条件が現在のままであるという仮定だが。より現実的な問題としては人口の急速な老齢化がある。昨年の６５歳以上の人の割合は１２．６％で、OECDの３４カ国のうち下から５位だった。
　日本は出生率が１．４３だが、現在の人口を維持するために必要な率は２．０７だ。

　びわこフィルの演奏会が終わった。これで演奏会に出るのをやめるので、最後の演奏会になった。思いがけず、団員のみなさんから記念の花束をもらって感激だった。相変わらずあちこちでミスをしたが、みな気づかないふりをしてくれた。
　音楽をやるのは楽しい。これで楽器はビオラのレッスンを続けるし、合唱は寮歌合唱団（旧制高校の寮歌を歌う合唱団で、旧制高校の最後の学年だった私が最年少・８２歳）だ。

中国語の教室だった。虽然・・但是(けれども・・とはいうものの）例：虽然下雪、
但是天气不太冷。（雪が降ったけれど天気はそれほど寒くない）などの構文を学習した。
晩はびわこフィルの最後のリハーサルで野洲に行った。いよいよ明日本番だ。

旧満州の小学校の同窓会だった。奉天（現瀋陽）には日本人小学校が約１０校あったがその一つの鉄西小学校だった。 現在３７名いるが、そのうち２３名が集まった。最年少の人が７８歳になったので、これで解散することになった。懐旧談に花を咲かせ、名残を惜しんだ。

関西では数を数えるとき「いち、にー、さん、しー」と言って節をつけて数える。北大の山下教授によると、「関西弁は中国語と高・低の付け方が似ている。弥生時代に大陸から来た人が関西に定住し、関西弁が作られたのではないか。万葉集の頃にはすでに関西弁（当時は標準語）と方言（東歌や防人歌）の違いが記録されている」そうだ。

イギリスのストーンヘンジはこれまで独立してあると考えられていたが、地下３メートルまで計ることのできるセンサーをつかって周囲１２平方キロを調査した結果、６０００年前の埋葬などの儀式に使われたことが分かった。天文学的配置をしているものもある。これはピラミッドと並ぶ考古学的遺跡だという。

スコットランドは住民投票で敗れたが、それは United Kingdom への愛着からよりも経済的危険からだったと世論調査が言う。また若い人はこの何世紀も続いている合併をやめるべきだと言う人が多かった。それで将来また住民投票があれば反対の結果になるだろうとのことだ。

びわこフィルの練習だった。ドボルザークのチェロ協奏曲と、ワーグナーのローエングリン第３幕への前奏曲をやった。私はこの定演でびわこフィルをやめることにして、その旨皆にあいさつした。第１回の定演から今回第１４回定演まで全部出て、思い出がある。やめた理由は耳が遠くなって、指揮者の指示が聞こえにくくなったことだ。この定演でベートーベンの７番もやる。悔いのないようがんばりたい。

今年は今日がお彼岸の入り。たんぼの畔にひがんばなが満開だ。お彼岸を知っているのだろうか。毎年この季節に真っ赤に咲く。

世界中の注目を集めたスコットランドの住民投票は接戦の末スコットランドは分離しないことになった。これで少なくとも一世代、場合によれば人の一生の間、問題は起こらない。それにしてもすごい接戦だった。こういうのを too close to call（優劣不明）という。

　寮歌合唱団の練習だった。第１高校の「緑なす草野の上に」（昭和９年）、静岡高校の「地のさざめごと」（大正１２年）、神戸商大予科の「瀬戸の浦波」（昭和１５年）を練習した。
　私はこの団体に昨年入ったのだが、「寮歌・唱歌合唱曲集」として１３７曲を収録した曲集が出ているのを知り、購入した。

５０年間バイクと自動車に乗ってきたが、来年４月で免許書換えになるので、８３歳になるし、これで免許を返上することにした。その代りに自転車を買わないといけない。普通のママチャリがいいか、電動アシスト自転車がいいか。ママチャリだと３万円ぐらい、電動だと１０万円ぐらいだ。どなたかご意見を聞かせてほしい。まだ来年４月まで日はあるが。

スコットランドが英国と決別するかどうかは９月１８日の住民投票で決まる。今のところどちらが勝つか予断を許さない。もしスコットランドが分かれるとしたら、「大英帝国」という名前はどうなるか。Great Britain の Great は「大英帝国」の「大」ではない。フランス北西部の Brittany (Brittania Minor=Little Britain) に対して「大ブリテン島」の意味でつけられた名前である。ひとつの案では The United Kingdom of England, Wales and Northern Ireland となるかもしれない。

北朝鮮は世界の行ったことのない地域として脚光を浴びつつある。さまざまな観光の方法を用意している。しかし政府の見張り員がつきっきりで、金日成の廟が観光のルートに必ず含まれている。政府は観光客がお金を落としてくれることを願い、１００万人の観光客を誘致したいというが、今は１０万人ほどである。