「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」(角川文庫)に始まって「不貞な美女か貞淑なブスか」「魔女の1ダース」(新潮文庫)「言葉を育てる」「パンツの面目 ふんどしの沽券」(ちくま文庫)「他諺の空似」(光文社文庫)と私は米原万里のファンになったので、文庫本ばかりたくさん買い込んでいるが、「打ちのめされるようなすごい本」(文春文庫)というのが新刊で出た(5月10日)のでまた買った。これは最初は2006年に文芸春秋からでたらしい。
これは200冊ほどの書評集で、570ページある。取り上げられた本の中には私が読んだ本もちらほらある。
井上ひさしが解説を書いている。(奥さんの井上ユリは万里の妹だ)。文庫版のための解説というのを丸谷才一が書いている。
この書評を全部読むかどうかは分からないが、面白さに引きつけられて全部読んでしまうかも知れない。

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