ＡＲＩＳＯの日記

ハリーポッターの最終巻 Harry Potter and the Deathly Hallows を遂に読み終わった。年内に読み終えたかったので、今日は５時に起きてひたすら読んだ。８３１ページあるのでたいへんだった。

面白かった。最終巻は最後にどんでん返しがあり、はらはらさせられた。子供が読む本だが、第１巻の Harry Potter and the Philosopher's Stone にくらべてやや高度な文があるように思った。子供が成長するのに合わせて、というのかも知れないが、小さい子も最終巻を読むのだろうから、そういう配慮がもしあるとすればおかしいのではないか。

７巻にわたって、この話はありとあらゆる魔法を使って展開するので、興味を引かれた。書き方はたしかにうまいと思う。

最後の章は最初に書き始めたときにもう書いておいてあると聞いた様に思うが、それらしい凝ったページはなかったような気がする。

私はこれまでスケジュールは手帳に書き、それをコピーして机の上に置いていた。Google のスケジュール表というのがあるのを知り、それを使ってみたが、非常に便利だ。

１ヶ月の予定が縦に曜日を置いて書かれるので、毎週やることなど一目瞭然だ。何遍でも更新できるし、印刷もできる。これをこれから使うことに決めた。携帯用は手帳に、机上用は Google に任せる。

あとは過去の記録が欲しいので、これはテキストファイルで主な出来事を書いていくことになると思う。たとえば会った人の名前とか、日付けの後に書いておけばいい。後で瞬時に検索できるはずだ。

読売新聞に載っていた佐藤里佳の文にお酒の席で私は「燃費の悪い女」と呼ばれているという話が出ていた。

いくら飲んでも酔わない体質らしい。私も若いときは銚子を５本あけたりしたが、今は年なので、だいぶ「燃費がよくなった」。この間バイオリンの先生のディナーショウに行ったときはビールの中瓶を３本あけたが、その程度である。

今は晩酌に酒を１８０ｍｌ飲んでいる。厳密に１８０ｍｌになるように、ちょうどそれだけの量になるように目盛をつけた瓶にまず入れて、それから容器にいれて燗をする。

目盛を外さないように厳格に守っている。１０年ほど前に脳梗塞になったので、それを繰り返すのがこわいのだ。

Dell のミニノート Mini 9 を買ったのだが、ルーターは有線のはすでにあって、デスクトップの Dell Dimension 8400 と同時に受信できる。これに無線のルーターもつけられるらしいので、そのうちに買おうと思っている。すでに有線のＬＡＮ環境があるので、簡単なものでいいらしい。

目的は旅行に出た場合に使いたいのだ。有線のＬＡＮがあるところはいいが、有線のがなくて無線のがある場合に困ると思う。

年賀状を書いている。私は発信・受信ともに２００通あまりである。文面は Word で作り、過去一年のできごとや、その年のやりたいことなどをできるだけ簡潔に書くようにして、宛名は宛名用の簡単なソフトを使っている。

私にしか書けない内容だが、相手によって用事がちがうので、何か書き添えるようにしている。それで２００通書くのに２日ぐらいかかる。

今年はとりかかるのが早かったので、明日２７日には出せそうだ。

車につける「もみじマーク」はつけなくてもいいことになるらしい。このブログで６月２５日に書いたのだが、車の前後につけなくてはならないのを、私は前だけにつけている。後ろにつけると幅寄せや割り込みをされると聞くからだ。

自分の年齢を表に公表して走るのもいやだ。これで不愉快な気持ちがすくなくとも半減する。

バイオリンのレッスンに行った。４月に発表会があるのだが、それに私は Pormbescu の Balada 「望郷のバラード」をやることにした。天満敦子さんのＣＤが出ている。天満さんのように抑揚をつけて自由自在には弾けないが、なんとか私なりに弾いてみたい。今日は第１回だったので、装飾音符をつけないで弾く練習をした。

茅ヶ崎方式京都校主催の先生や受講者がやる音楽会があって（前回は８月２日）、それに顔を出してきた。私はビオラで、バイオリンの人との２重奏でヘンデルのブーレを弾いた。ほかの人も音楽は余技なのだが、みなうまかった。

夜は京都男声合唱団の練習だった。このところ他の行事が立て込んでいてなかなかやれなかったグノーのミサ、Kyrie, Gloria, Credo, Sanctus, O salutaris hostia を譜読みした。

台湾で今年を最もよく表した文字を６１，６００人に電話で聞いたところ、８，０００人近くが「亂」を選んだという。次点は「騙」だった。陳水扁氏の関わる汚職問題で揺れたことを表しているらしい。

日本では清水寺で森清範貫主が揮毫した文字は「変」だった。応募１１万１２０８通のうち「変」は６０３１通(５・４２%)だったという。

英語ではこんなことは起こりようがない。表音文字だから、私はＢという字が好きだといっても何の意味も持たない。

ロイヤル合唱団の練習だった。クリスマスらしく O Holy Night, 鐘のキャロルを歌い、それからロンドンデリーの歌を津川主一の訳詩・編曲で練習した。

鐘のキャロル (Ukrainian Carol, Leontovich) は軽く刻んで歌っていく曲で、うまく歌えたらきれいだと思う。

近江八幡の古い民家を活用した趣のある家でアンサンブルを演奏した。各パート２人ずつの編成で、Ave Verum Corpus, カッチーニのアベマリア、コレルリのクリスマス協奏曲などをやった。

夜はバイオリンの先生が数人の声楽・ソプラノ・ピアノの人といつもやられるディナー・コンサートで、ベートーベンのロマンス、ホフマンの舟歌、O Holy Night などを聴いた。

ロンドン大学の先生が来て講演されたのを聞いた。２８年前ロンドンで習っていた先生だった。当時すでに一流の学者だったが、そのご着々と研究を進められ、今はその理論では押しも押されもせぬ存在になっておられる。

当時の授業と同じ口調で話されるのを聞いて、懐かしかった。当時はまだコンピュータがない時代で、ハンドアウトはタイプ打ちだった。終ってから少人数の昼食会で話がはずんだ。

サザナミ記念アンサンブルの今年最後の練習だった。

ビバルディの四季の「冬」とホルストの Brook Green Suite という曲の楽譜をもらった。

「冬」の有名な第２楽章はほかのパートがピッチカートを弾く中、ビオラがきれいなメロディーを弾いていくので、かっこいい。

ホルストの曲はやさしい。「春」とクリスマスの歌をやって終った。

予算の関係で暖房が入らないので、寒い。来年はどうするか、考えないといけない。

After Twenty Years というのは O.Henry の短編で、２０年後にここで会おうという約束をする話だが、今日の朝日の夕刊に載っていた話は「事実は小説より奇なり」という話だ。

恋人同士が１０年後の８月１日、昼の１２時に東京タワーの下で会おうと約束したら、その時刻に来たという。なんで来てくれたのかと聞いたら「やっぱりずっと気になってた」と。

そして２人は結婚したという。「東京タワーじゃなかったら、彼女は忘れたかも知れないし、２年後だったら来なかったかも知れない。人生って、生まれた時代も含めてタイミング」というのが彼のことばだ。

京都男声合唱団の練習だった。

今日から団の本来の練習に入る。今日は鈴木捺香子先生の指導の日で、コンコーネの３・４番、愛唱曲集から「希望の島」と「いざたて戦人よ」をやった。「いざたて」は愛唱曲で、みな暗譜で何となく歌っているのだが、厳密に各パートをチェックされた。