渋谷駅前の忠犬ハチ公の銅像を書いた英語の本が2冊出ている。一つは Turner の書いた Hachiko,

The True Story of a Loyal Dog (Houghton Mifflin)で、今一つは Newman の書いた Hachiko Waits (Henry Holt and Co.) (写真)である。
前者は老人が孫にハチ公の物語を語っているもので、この春日本語版も出た。後者は去年の秋に出たもので、もう少し年上の読者を対象にしている。
東急デパートではハチ公をテーマにした土産物屋をやっていて、1日に100人から200人の客があり、ハチ公のぬいぐるみと足跡を描いた手ぬぐいがよく売れているという。
皮肉屋は焼き鳥屋からの餌がハチ公をそこにそこに居させたー死んだとき焼き串が何本も胃袋から出てきたーと推理するが、ハチ公をこの国の文化の殿堂の中に位置づけたのはその不屈の忠誠心だった。
この話は今日の英文読売にありました。

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