第八章 「剣を取って、我が主」
異端審問
聖光教会内の思惑、事情がどこにあるのかは判りませんが、農民や農奴や冬の国の暮らしが豊かになる事が、人々の考え方が変る事が、教会にとっては都合が悪いのでしょうか?
この動きの裏には前回出て来た白夜王達もいるのかな?
この世界において、それぞれの国の王よりも上の権威を持つもの、それが聖光教会なのでしょう。
勇者が万事解決と作戦を立てていましたが、逃げてしまったら、築いて来たものが一旦すべて無に帰す事になり、豊かになったと喜んでいた人々の生活ももとに戻ってしまうのでは‥。
教会に異端認定を取り消させて、いままでの活動を認めさせる方法はないのでしょうか?
メイド姉が、ここまで何話かずっと悩んでいたことが、試される事になるのかもしれませんね。
ところでここで作戦を明かしているという事は、その作戦通りにいかないのが物語の常か(笑)
魔界で魔王が大変な事になって、勇者はそちらに行かざるをえない事になる?
サブタイトルは勇者と女騎士の話。
これは魔王との三角関係で、女騎士が一歩引いた事になるのでしょうね。
そして忠誠を誓った事が、後に女騎士に何かの決断を下させる事になる?

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