平成14年の大学卒業後、こつこつと地道に構築してきたホームシアター。現在では人並みに「HiFi鑑賞」の出来る環境に熟成してきたつもりである。初期は28型のワイドTVに普及DVDプレーヤーという組み合わせ、オーディオに関しては高校の時に使っていたミニコンポ「ROXY」の「L5」とサブウーファーを組み合わせていた。大学時代に秋葉原へ初めて足を踏み入れ、BOSEの
“ WestBorough® ”「464」というスピーカーに魅せられていた。SACD対応の高音質リファレンスとして位置付けで、日本人好みのサイドウッドの木目がなんとも言えない雰囲気を醸し出す「賛否両論型」スピーカーである。とは言え、学生の本分では買えるはずもなく、464を手にしたのは、就職が決まり初めてのボーナスの時期であった。業務用のシアター館には通常5.1ch再生という方式がとられており、前後左右の4つのスピーカーに加えて、台詞を中心に再生するセンターSP、重低音などの効果音専用のサブウーファー(SW)の6つのスピーカーで再生するのが基本である。5.1chという表記は、重低音SWは他の音声チャンネルに比較して再生音域が10分の1程度という事で5.1chと呼ばれている。もちろん、映画館などでは、その規模に応じて5.1ch再生でも数10個のスピーカーをグルーピングして臨場感豊かに楽しむことが出来る環境となっている。基本的には映画館での再生環境をフィードバックしたものが家庭用のシアターと思われがちだが、最近ではその逆転現象も起きており、ダビングシアターと言うよりはリアルシアターを目指す向きが強い風潮にある。民生機では、既に6.1は当たり前で7.1ch、フラッグシップクラスでは9.1chものマルチチャンネル再生を卆なくこなす。画質に関してもHD-DVDやBLUE-RAYなどの超大容量メディアが普及すれば、今のHD(ハイビジョン)クラスの超高画質なシアターがどこの家庭でも再生可能になる。

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