面白い映画教えます
2010/1/13
「カールじいさんの空飛ぶ家」
昨年末に子供にせかされ見に行った。
まあ、ピクサーに外れ無しだから安心だよね〜なんてのんきな気分で映画館に向かったのだが、こっちの予想をはるかに超えるもの凄い出来に驚愕。
最高のアメリカ映画の条件とは。
「泣きながら笑う」または「笑いながら泣く」、そんな相反する情動に見る者を同時に駆り立てることである。
この映画は完璧だ。
自分はほぼ全編、泣き笑い&笑い泣きっぱなしだった。
効率的な語りとギャグアクションのつるべ打ちというアメリカ映画2大美点を完全に備えた映画だ。
さらに素晴らしいのはテーマ。
どんなに大切で美しい過去だったとしても、それを捨てない限り成長(前進)はできない。
この抽象的なテーマを、たったひとつのアクションにコンバージョンしたのには死ぬほど感動した。
なんという単純さ! あまりの単純さにスクリーンが光り輝いて見えた。それはもう神々しいほどだった。
傑作。必見。
公式HP
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投稿者: オイカワ
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2010/1/4
「ソウル・バス」
あけましておめでとうございます。
12/31〜1/1にシネフィル・イマジカでヒッチコック祭りみたいなことをやっていたので、お〜これはと、ついついまとめて録画した。
で、「サイコ」をチラッと見たら、ソウル・バスのタイトルデザインがカッコイイのなんのってことを思い出してしまった。
そうだよ、何がカッコイイって、ソウル・バスのタイトルデザインほどカッコイイものはこの世に無い。それを初めて知ったのは「北北西に進路を取れ」を見たときだった。
「北北西に進路を取れ」
まずなんといってもアイデアが豊富。
で、わかりやすい。
そのわかりやすさというのは単細胞的なわかりやすさではなく、狙いが明解で表現が正確という意味でのわかりやすさ。つまりシンプルかつクレバー。なおかつハッタリ感も十分。色気があるんだよな。
最晩年の仕事であるスコセッシの「グッドフェローズ」「ケープ・フィアー」「カジノ」の色っぽいこと色っぽいこと。
「ケープ・フィアー」
Saul Bass on the web
トップ→ANATOMY OF A GENIUS→MOTIONから、「カジノ」のタイトルが見られる(ヒッチの「めまい」「サイコ」も見れます)。これいいなぁ。好きだ。本編より好きだったりして。
ほかにも傑作がいっぱい。天才ですな。
「或る殺人」
「スパルタカス」
「オーシャンと11人の仲間」
「グラン・プリ」
「栄光への脱出」
「七年目の浮気」
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投稿者: オイカワ
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2009/12/30
「ねえ!キスしてよ」
この映画に似ているのが何かといえば、それはウディ・アレンの作品である。ウディ・アレンが直接影響を受けたのかどうかはわからないけど、登場人物の設定とキャラクター造形、ストーリー展開など、アレンのセックス・コメディの原型を見るようである。
で、もし、レイ・ウォルストンの役をウディ・アレンが演じ、アレン自身が演出したとしたら。あり得ない仮定だけど、たぶんもっと弾けるような気がする。
演者としてのアレンってホント凄くって、この映画のレイ・ウォルストン見てから、アレンを思い出すと爆発力が全然ちがうよなあ、と。ビリー・ワイルダーの演出も全体的に重さが勝ち気味。
思い返してみれば、「アパートの鍵貸します」のジャック・レモンも弾けを妨げてたような気が(私見に過ぎませんが)。上手いんだろうけど、それが何か?って感じですか。
他のキャストは皆素晴らしい。キム・ノヴァクとディーン・マーティン、それからクリフ・オズモンドがこの映画を支えている。
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投稿者: オイカワ
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2009/12/17
「風の中の牝鶏」
先週の土曜(12日)の夜、家飲みしてたら、ふいに小津安二郎の命日&誕生日って思い出したので、久々に何か見るかと、手もとにあった「風の中の牝鶏」を視聴。
いやいやいや〜。やっぱとんでもない衝撃作ですな。
バイオレンスなんですよね、これ。血の匂い、獣の匂いがする。
田中絹代が“決意”するシーン、それから有名な“階段落ち”からラストまでがとにかく衝撃的。
漂う不穏な空気も堪らない。
戦後小津作品は時々すごーく不穏な空気を醸し出すことがあるのだが、個人的にはそれがたまらなく好きで。
「風の中の牝鶏」は「東京暮色」と並ぶモスト不穏作品だろう。「東京暮色」は最初から最後まで不穏だもんな。「浮草」もかなり不穏。「早春」も不穏だったな。あ、「晩春」だって不穏か。
「風の中の牝鶏」
佐野周二のたたみかけるような質問と瞬間的変貌。
「東京暮色」
踏切の不穏さを見よ。田浦正巳の人でなし風情と有馬稲子のビンタ3連発+1。こんなシーンでこそ藤原釜足を投入して笑いをとらないと気が済まない小津の映画魂。
「浮草」
怒りがおさまらない二代目中村鴈治郎。バイオレンス!バイオレンス!
「早春」
名シーン“お好み焼き屋”と“汚れた川沿いの連れ込み宿”。こうして続けて見てみると意外や女優次第で映画自体のテイストが変わってるようにも感じる。
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投稿者: オイカワ
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2009/12/1
「更新情報」
マーク・レスターの
「通勤鑑賞日記」
を更新しました。
今回は、
「おくりびと」
です。
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投稿者: オイカワ
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