ジョデル・フェルランド主演
10歳のジェライザ=ローズはジャンキーな両親を持っています
両親のヘロイン注射の手助けを平気でしています
周りに友達が居なく他に情報は無いので「不思議な国のアリス」の本を
幾度と無く読み続けています アリスの冒険と自分を置き換えたりします
元ロックスターのノアは今は落ちぶれ
麻薬でトリップする事しかできません
彼の夢はバイキングになりユットランド(デンマーク)で暮らすことです
母親はグンヒルド王妃と呼ばれ自分さへ良ければいいと思ってます
ですからローズは母親よりも父ノアの方が好きなのです
ある日 母親は麻薬の大量摂取で死んでしまいます
ノアはバイキングの葬儀のように火葬にしようとしますが
ベッドの上の遺体をそのまま火を放とうとしローズに止められます
それではこの家を逃げ出さなければと
昔母親の為に買ったカナダ・プレーリーの家に逃げる事にします
ローズにとっては祖母の家ですが 今は荒れ果てています
ここでも父ノアはヘロインでトリップします
ローズは早く帰ってきてねと頼みますが ノアはそのまま帰らぬ人に
ローズは一人でプレーリーを冒険します4人のバービードールの頭と共に
草原プレーリーを現実 夢見る空想の部分を海の中
タイドランドはその中間帯 TIDELAND=干潟
あたかもアリスのようにローズが冒険します
まだ居ない本当の友達を探しに・・そして悪魔の出現に立ち向かいながら
カナダ、イギリス映画 テリー・ギリアム監督なので観てみました
孤独の迷宮をさまよう まさしくギリアム流 ALICE IN WONDERLANDです
自分の描く想像の世界を映像にする ギリアムの世界
彼自信も一緒にアリスと共にトリップしているのでしょう
あまり難しい事は言わずに空想の世界を楽しんでしまえば
この映画の良さは判るのではないでしょうか
アリスの世界を否定してしまう人には辛いかもしれません
私もあまりギリアムに乗り切れない一人だったのですが
アリスとこの主人公ジェライザ=ローズ繋がりで
どんどん理屈抜きでギリアムの世界
GILLIAM IN WONDERLANDにはまりました
タイドランドをグレーゾーンとして現実と空想を浮遊するローズ
カナダ出身主人公役ジョデル・フェルランドちゃん とても良いのです
サイレント・ヒルでもその演技は 演技らしからぬ自然体だったので
これはと思っていたのですが 本当に役柄そのままに生きているのでは?
と思うほど ローズ自身がジョデル・フェルランドに思えるほど
ダコタちゃんはそれとなく演技して判るのですが
ジョデルちゃんの完全なりきりは凄いのです
幼い少女から 妖艶な女性までも 感じさせる演技
ジョデルちゃん観るだけで この映画は拾いものです
ギリアムの世界 ブラザー・グリムよりだんぜん上