ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、
ジョン・マルコヴィッチ、ロザムンド・パイク主演
Allow me to be frank you will not like me
素直に言わせていただくなら あなたは私を好きにはならないだろう
THE LIBERTINE=放蕩者 ジョン・ウィルモットは語りだす
17世紀のロンドン町にはまだ下水施設も無く 不衛生極まりない
国王チャールズ2世は弟ヨークとフランスに逃れていましたが
従兄弟のフランスルイ14世の援助を受け王政復古しています
議会はプロテスタント色が強く王室はカソリックなのです
民衆は享楽主義が支配し退廃の時代が続いていました
チャールズ2世は民衆の心を引きつける為
追放していた自由奔放な詩人ジョン・ウィルモットを恩赦し
幽閉地オックスフォード郊外からロンドンに呼びつけるのです
そして自由主義として治める自分の為に作品を書いてくれと頼みます
ジョン・ウィルモット卿は名うての遊び人で何時も酒飲み、
売春宿には入り浸り ロンドンっ子で知らない人はいないほどです
何処へ行っても非難を浴びるのですが 本人は意に介しません
ピューリタントから開放されていた劇場も活気を帯びていました
ウィルモット卿はそこでまだ磨かれていない女優バリーに目をつけました
そして彼女を一流の女優として育て上げたいと思うのでした・・・・
主人公のジョン・ウィルモットと言う人物も知らずどこかの紹介で
セックスに明け暮れ梅毒で死んだとあったので
このテーマは苦手だなと思いあまり観る気がしなく
今まで劇場に足を運んでいませんでした
映画が始り時代がチャールズ2世の時代と判り興味が沸いて来ました
ニューアムステルダムをニューヨークとした
弟ヨークがもう少し出てきて 英蘭戦争とルイ14世絡みがあるかな?
と思ったのですがちょいと的外れ(笑)
それでも時代背景が判る設定で ウィルモット卿よりそちらの方が(笑)
恋をしないウィルモット卿を魅了したサマンサ・モートンも良いのですが
(女優バリーきつと彼女はプロテスタントですね)
貞節な妻を演じたロザムンド・パイク(プライドと偏見のお姐さん役)
この演技が良い〜 (妻は紛れも無いカソリックだと思います)
この二人の女性の描き方が実に良かったのです
ジョニー・デップは 相変らず良い感じの演技でした
個人的にはもう少しプロテスタントとカソリックの衝突とか
英、蘭、仏の当時の動向が判るような描写が欲しいのでした
いやいや そう言う映画ではありませんけど・・・・・・
*追記
この時代フランスはローマ・カソリックが支配していました
イギリス王室はピューリタリズムの間フランスに逃れていました
カソリックで女性は伴侶と共に一人と見なし もちろん離婚等ありえません
夫があっての人格なのですから
それに対しプロテスタントは女性一人でも独立した人格と認めています