「Vフォー・ヴェンデッタV for Vendetta」
映画_
Vフォー・ヴェンデッタV for Vendetta
ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング主演
11月5日イギリスでは花火のお祭りガイ・フォークス・デイが開かれます
400年前のジェームス1世を 国会を爆破し暗殺を企てましたが失敗
その日を記念し祭りが行われます
話は未来の11月5日・・・英国政府はファシズム化して
民衆は政府の言いなりにならなくては生きていけない状態でした
情報も政府が操作し都合の良いニュースだけを流します
全ての民衆は政府の監視下に置かれ
不穏の動きを察知するとすぐに捕まり投獄さられます
ロンドンに住むイーヴィは外出禁止令が出ているにも関わらず
デートに出かけますが 不良警察に捕まりそうになります
その時仮面をかぶり素早い動きで短剣を操り
イーヴィを助け出す得体の知れない男現れます
男はVと名乗り 一緒に観劇をしないかとイーヴィ誘います
屋上に登りイーヴィの観たものは
交響曲1812年が流れ裁判所が爆破されるところです
イーヴィは警官を殺害した犯人として追われ Vの隠れ家に匿われます
Vは次々に政府の要人達を殺害し、
次の11月5日には国会議事堂を爆破する計画をします
Vの正体は一体何なのか?・・・・
V for Vendetta=復讐のV
期待せず ナタリー・ポートマンだけを見るつもりで行きました
そしたら意外とこれが面白い Vのキャラクターが良いのです
ヒューゴ・ウィーヴィングの顔は見ずしまいでしたが
仮面を通し聞こえる彼の声は 不思議な魅力があります
マトリックスのスミス役も良いのですが 私はこっちのほうが好きです
最初交響曲1812年が流れたあたりで 物語の展開が見えました
チャイコフスキーの「祖国戦争」と呼ばれ独裁者ナポレオンを防ぎ勝利する
同じように独裁者により統治されてしまった英国を民衆の手に戻す
Vはヒーローなのだと初めから判ってしまいます
1812年は確か米英戦争もあり
焼けた官邸を白く塗り直しホワイト・ハウスとした
白い仮面の下・・・・・・
イギリスから完全に自立したアメリカの第二次独立戦争ですよね
そんな意味でチャイコフスキー交響曲1812年がうまく使われていました
Vが生き返り続編が出来る事を望んでしまいました(笑)
*余談 すぐに思い出したのがポール・ヴァレリー
フランスの大詩人ポール・ヴァレリーが
すぐに頭に浮かびました 殺されたお母さんの名前がヴァレリー
Paul Valery つまり V なのです
面白いことにポール・ヴァレリーはこんな事を言っています
政治とは、
国民に関わる事柄に、
国民を関与させないことである
世界は平均的なものによって成り立っているが、
その価値は極端なものによってしか産み出されない
舞踊とは大地から解放されて、
自分の存在を確かめるためにある
確かVの言葉は詩的だし
ポール・ヴァレリーが同じ事をしたり言ったり(笑)
ポール・ヴァレリーは第二次世界大戦で
ファシズムに対抗しレジスタンスになりました
亡くなったのはフランスが開放されてすぐだったのです
追記 V for Vendetta
Vendetta=血の復讐これはコルシカ島の一族の復讐を意味します
ポール・ヴァレリーのお母さんはコルシカ島出身
彼自身もコルシカの血を引き継ぐ人物です
追記おまけ
ジュディス・ロビンソン=ヴァレリーと言う女性の科学者がいました
彼女は科学にも長けていたポール・ヴァレリーに惚れ込み
ヴァレリー家に嫁ぎます そして色々な論文を書くのですが
V for Blood (Vの血液)とか 多くのVで始る論文を残しています
彼女がイーヴィのモデルだと勝手に考察(笑)