「大いなる休暇 SEDUCING DOCTOR LEWIS」
映画
レイモン・ブシャール、ダヴィ・ブタン主演
2004 年サンダンス映画祭 観客賞
2004 年ジュトラ賞 5部門受賞
ジニー賞 11部門ノミネート
2004 アカデミー賞 最優秀外国語映画賞
カナダ、ケベック州のモデルン島はかって漁業が盛んで
村はは何時も活気に満ちてました ところが今ではほとんど収穫が無く
島民の大部分が生活保護を受け貧しい暮らしをしています
ジェルマンは新しく村長に就任し村を活気つける為に
プラスチック工場の誘致をしようとしますが
契約の中には 定住している医者がいる事を条件にしてあります
島には医者は居ないのです さしたる娯楽施設も在るわけでなく
定住するような医者等いるはずがありません
そんな時モントリオールの形成外科医ルイスはコカインの不正使用で
罰則としてモデルン島で 一ヶ月外科医の仕事をする事と告げられます
島民はあの手この手を使い ルイス医師の気に入る様に振舞い
島に定住したくなるようにしようと考えるのですが・・・
ルイス医師の電話を盗聴し、彼の嗜好を探りだしたり
彼の好きなクリケットを ルールも知らない島民達が皆でしたり
島唯一の食堂に 彼の好きなビーフ・ストロガノフをメイン料理にしたり
魚釣りへ行き さも釣れた様に仕入れた魚を針先につけたり
彼の好きなフュージョンを皆大好きで 趣味が同じだと思わせたり
毎夜 帰り道にお金を拾う ラッキーな場所だと思わせたり
そりゃ もう涙ぐましい努力?なのです
そして工場との契約・・・本当の島の事をルイスに打ち明ける村長
今までの事が全て嘘だったと気つくルイス・・・
正直な気持ちを言います・・・・
SEDUCING DOCTOR LEWIS=医者ルイスをそそのかす
ほのぼのした映画は本当に良いです
離島での結構深刻な過疎と生活の問題を扱っているのですが
何故か暗さが見えない 登場人物たちのキャラクターが良いです
純粋で完璧なスローライフで暮らす島民達
疑う事を知らずに率直に暮らしてきた事が見て取れます
魚が獲れなくなった元凶に自ら足を踏み入れて行く新しい島の暮らし
魚が取れなくなったのは 何のせいでしょう?
そんな事はお構いなしで希望を見出す島民達
プラスチックで整形していた外科医が プラスチックを捨て診療所を開く
廃液を流すプラスチック工場に活路を見出す島民
・・・・・なんて見たのは私だけだったのでしょうか?
島民が純粋で正直だからこそ
この映画のラストはちょっと切ない気がしたのです