小田急ロマンスカー10000系が長野電鉄へ譲渡されるという記事が新聞に載った。
長電では4両に短編成化されるそうだが、中古とはいえパノラマ車が登場するのだから、同社では40年越しの悲願?が達成されることになる。今の特急車が出るとき、名鉄パノラマカーと瓜二つの車が計画されていた話は有名である。図面まで出来ていたが予算が足りなかったそうで、当時の担当者は涙を飲んだことであろう。
さて、小田急では7000系ではなくまだ比較的新しい10000系を譲渡するということだが、50000系の増備により、すでに陳腐化した7000系は廃車、ということになるのだろう。
やはりハイデッカー構造の10000系はスピードアップの妨げとなるので要らなくなったということか。というのも小田急は昔熱中していたスピード開発を断念してしまったが、ここ数年のJRの攻勢に負けじと新機軸の50000系を投入した様子が伺われるからだ。状況の変化によって一時は捨ててしまったはずのスピード競争が復活したようだ。
今後は、観光特急は50000系でスピードアップ。ライナー特急は30000系と二極化するのだろう。
ともあれ片や念願のパノラマ車が登場、そして本家では「本物の」ロマンスカーが復活したのだから喜ばしいことである。

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