「ブラックホークダウン」
原題/BLACK HAWK DOWN
監督/リドリー・スコット
出演/ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、エリック・バナ、ウィリアム・フィクトナー、ユアン・ブレンナー、オーランド・ブルーム、ジェレミー・ピヴェン、他。
あらすじ/
1993年10月3日。東アフリカ、ソマリアの首都モガディシオのダウンタウンに、100名の米軍特殊部隊の兵士たちが舞い降りた。彼らの任務は、現地の独裁者アイディード将軍の副官2名を捕らえること。当初、作戦は1時間足らずで終了するはずだったが、ブラックホーク・ヘリが撃墜されたことから、兵士たちの運命は一変。スティール大尉(ジェイソン・アイザックス)から無線で知らせを受けたエヴァーズマン軍曹(ジョシュ・ハートネット)は、ネルソン(ユエン・ブレンナー)ら数名の部下に現場の保守を命じ、残りの部下を連れて墜落地点へ移動。スティール大尉やサンダーソン軍曹(ウィリアム・フィシュナー)、マクナイト中佐(トム・サイズモア)の部隊も墜落地点に向かうが、市内で迷走状態となり、地獄の戦闘を余儀なくされる。まもなく、さらに一機のブラックホーク・ヘリが墜落し、事態はますます悪化してしまう。第一墜落地点の付近には、エヴァーズマンの班に加え、サンダーソン、デスクワーク専門だった特技下士官グライムズ(ユアン・マクレガー)、ネルソンらが集結していたが、やがて重傷を負ったスミス(チャーリー・ホーフハイマー)が看病むなしく死んでしまう。彼らに脱出の道が開けたのはそれから12時間後のことだったが、結局この戦いでアメリカ兵は19名死亡。同時に大量のソマリア人犠牲者を出したのだった。(goo映画より抜粋)
こんばんは、wataruです。
先日、ユアン・マクレガーの
「猟人日記」を観たら
なんだか久しぶりに
「ブラックホークダウン」が観たくなりましてねぇ。
全然主演なんかじゃないんですけど、物凄くいい役回りを演じてるんですよ、この映画では。
ユアンが演じるのは
「戦闘」よりも「タイピング」の才能があり、どこの戦場に行っても戦えず
タイプ打ってるかコーヒー入れてるだけの
「デスク兵士」の、グライムズという男。
そんなグライムズ、せっかくソマリアの地にやってきたのに
やっぱりタイプ打ってるかコーヒー入れてるだけ。
しかし、転機が訪れる。
「卓球やってて転んで骨折した」という超マヌケな兵士の交代要員として
念願かなって初の実戦に参加!
「Oh Yeah.....HELL Yeah」
と喜びを隠せないグライムズ。
そういえば、英語の会話の中に「HELL」ってよく出て来ますよねぇ。
ヒルハブのダグが、クレーターを発見した時など
「ワッツ・ザ・HELL?」
と言ってましたし。
なんかすげぇもの、イコール、HELL(地獄)という言い回しなんでしょうね。
グライムズの「HELL Yeah」も、
地獄イェー♪
ではなくて
イェェー!
という最上級のイェーなんだと思います。
さて、ウキウキのグライムズ、
実戦への出発直前に「不吉なサイン」が。
グライムズの乗り込んだヘリ(ブラックホーク)に、ガリソン少将自らエールを送りにくる。
「普段そんな事しないのに」
さすがのグライムズもこれはちょっとイヤな予感。
まずいなぁ、もしかしたらまずいかも.....なんて思ってるうちに
あっという間に降下ポイントに到着。
ホバリングしてるヘリからロープで降下するも、
ソマリア民兵のRPG攻撃にあい、新兵ブラックバーン
(オーランド・ブルーム!)がヘリから落下。
これがきっかけとなって
事態は悪い方向へ転がり始める。
もう、
地獄絵図でございます。
そんな
HELLっぷりが最高に大好きな僕は
この映画を劇場で3回も観て
DVDも買い、しまいにゃDVD-BOXまで買ってしまいました(しかしもう手元には無い)。
戦闘シーンの
切株描写も良く出来ています。
戦争映画にありがちな、「あざとい演出」もあるといえばあるんですけど
なんていうのかな、このさいもうどうでもええわ!っていう
血のたぎり
を感じてしまうのです、この映画には。
こういう残酷な映画に身体の芯からアツくなってしまうのは非常に不謹慎だと思うんですけどね。
例えば、こういう「激しい戦闘の中に身を置いたらどうなるのか」という事を考えるともう怖くて怖くてゾクゾクしちゃうんですよ。僕がもしこの映画の中に放り出されたとしたら
1秒以上生きられない。
もう、本当にそんな感じの凄まじい銃弾の嵐。
ロケットなんか四方八方からビュンビュン飛んできますし。
そんな戦場に送り込まれたグライムズは、言い換えると「観客自身」になるわけです。
グライムズは一応兵士だけど、実戦経験はないし
もちろん人を殺した事もない。
やってる仕事はデスク中心のサラリーマンみたいなもんで。
そんな、僕らとあんまり変わらない人間が、
あの地獄の戦場で、ビックリするぐらいの活躍をするんですから!
RPGの攻撃を3回も受けたのに死なない!
戦場でも美味いコーヒー入れますぜ!
人間が虫ケラのように死んでいく戦場でも、ホッとする瞬間がある。
「和み処」グライムズ。
そんな彼は、デルタ・フォースの百戦錬磨の戦士サンダーソン
(ウィリアム・フィクトナー。むちゃくちゃカッコいい!)に気に入られたりなんかしちゃったりして。
この映画での和み処といえばグライムズの他にも
ネルソン
(ユアン・ブレンナー。トレインスポッティングのスパッド役。実にいい役者です)とトゥオンブリーの馬鹿コンビ。
ハンヴィー撤収時の二人の会話が堪らなく好き。
日本語吹替えのほうがグッときますです♪
凄く久々に観たのですけど
やっぱりこの映画は
「プライベート・ライアン」と並ぶ戦争映画の傑作であると再認識した次第。
さて、明日は
「スペース・カウボーイ」を観ます。
では、また♪

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