「猟人日記」
原題/YOUNG ADAM
原作/アレグザンダー・トロッキ
監督/デヴィッド・マッケンジー
出演/ユアン・マクレガー、ティルダ・スウィントン、ピーター・ミュラン、他。
あらすじ/
1950年代のグラスゴー。運河の貨物船で働くジョー(ユアン・マクレガー)は、ある朝、川に浮かぶ女の死体を発見する。その日を境にジョーは、船の持ち主であるレズリーの妻、エラに対し、欲望を募らせていく。レズリーがパブへ出かけた隙に、2人は肉体関係を持つ。ジョーは、水死体があがる前夜、元恋人のキャシーと偶然再会していた。些細な言い争いから川へ落ちたキャシーは、沈んだきり浮かびあがってこなかった。やがて警察は、キャシーの愛人だった配管工を、殺人の容疑で逮捕する。(goo映画より抜粋)
鬱だ.....
こんばんは、wataruです。
いつもなら、映画を観た直後に記事をアップするんですけど
この映画はかなり気分が落ち込んでしまいまして、それが出来ませんでした。
ヒドい話ですがな。でも。
とても「味わい深い」映画であると思います。
もちろん万人ウケするようなものではありませんし
ジェダイ・マスターのノリのユアン・マクレガーを期待すると痛い目にあいます。
まず、この邦題もどうかと思うんですが。
「猟人日記」
って。なんかサイコ・サスペンスみたいですよねぇ。
ユアン・マクレガーが「猟奇的な彼氏」!
猟奇!切株!
無類の切株好きとしてはそんな発想しか浮かばないもんで(笑)。
まぁ、切株ではないにしても
そこそこ、サイコな感じな映画ではないかと思っていたのですけど。
どこまでもダメな大人の、どこまでも救いようのないお話でした。
船とか、運河とか、どんよりと曇った空とか
凄く美しい映像の中で展開される、ダメ人間の物語。
ユアン・マクレガー演じる主人公・ジョーという男は本当に最悪な人間です。
「悪」というのとはまた違う、退廃的な、人間。
でもそんな人間の放つ「魅力」はとてつもなく大きいもので
僕はちょっと羨ましかったりもします。
明るいイメージしかなかったユアン・マクレガーがこんなにも、人間の
「暗い部分」を上手く演じるとは思ってもいなかったので、なんていうかダークサイドに落ちたオビ=ワンを観たような気にもなったりならなかったり(←どっちなんだ)。
ティルダ・スウィントンも凄く良かった.....
僕はティルダさんと言えば
「コンスタンティン」のガブリエルぐらいしか知らないんですけど
「ナルニア」とかにも出てるんですよね?多分一生観ない類の映画だと思うんですけど。
最近では
「フィクサー」でアカデミー助演女優賞を獲ったとか(獲ったんですよね?ってかアカデミー賞には本当に疎いもんで.....)。あ、たしか
「サムサッカー」に出てたよね.....今度観よう。
僕はこういう、「冷たい」系の顔の女優に滅法弱く、(ケイト・ブランシェットとか。ジョディ・フォスターもそう。ポイントは「薄い唇」。)前々からティルダさんには興味津々だったんですけど
なんかすっげー生々しかったデス。
生々しい、というか、薄汚いというか、人間て本来そういうもんなのでございますよ、と言わんばかりの。
見たくないものを見てしまった
という、うしろめたさで一杯。
凹む、程ではないにしろ、
凹みーズ的には太鼓判でございます。
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