「ジャーヘッド」
監督:サム・メンデス
原作:アンソニー・スオフォード『ジャーヘッド アメリカ海兵隊員の告白』(アスペクト)
出演:ジェイク・ギレンホール、ピーター・サースガード、ジェイミー・フォックス
これはまた・・・・一風変わった戦争映画ですね。
最後の最後まで敵に遭遇せず、一発も撃たず一人も殺さないまま、戦争が終わる。
当然、ヒマヒマな兵士たちは訓練訓練、水分補給、訓練、水分補給、ばか騒ぎ、マスターべー・・・・訓練、水分補給。こんなんだったら、病んじゃうよね。いやー、
絶対病んじゃうって!!ジェイク・ギレンホールはそんな兵士を
「死んだ目」で熱演。唯一。目がらんらんと輝く時。それは、ラスト近く、狙撃の任務で敵将校にピターリと狙いを定め、狙撃許可も得て、さあ、あとはその引き金を引くだけ!!っていう戦争映画としてはとてつもなく地味な場面でのみ。
戦闘シーンが殆ど無い、のにもかかわらずこれはしっかり「戦争映画」になっている。
ナルホド、戦闘のみが戦争映画ではないのか。こーいう、いち兵士の
グダグダな日常を淡々と描くことでも戦争映画になる。こういうやり方、最初にやったもん勝ちですよね。次はもう同じ様には作れない。
「動」ではなく「静」の戦争映画。これはこれで、かなり新鮮だった。
劇中の悪趣味なギャグ・・・・・
地獄の黙示録の、あのチョー有名なヘリ部隊の攻撃シーンを兵士みんなで鑑賞し、(一瞬モーフィアスの若い頃が・・・・)
「殺せ!殺せ!コロセーーーー!!」
と叫んでみたり、送られて来たビデオテープ、
「ディアハンター」を観ようとしてビデオデッキで再生したら途中で映像が変わって自分の妻が隣人と「ファ○ク」してたり、主人公スウォフの彼女も例にもれず違う男とデキてたり、ガスマスクかぶったまんまアメフト、ガスマスク被って
「ルーク、お前もダークサイドに来るがよい・・・コーッ、パーッ」←
大爆笑。
それにしても、どうして外人のボーズってあんなにカッコいいんでしょう。この映画みて僕も坊主にしたくなったけど、
トレインスポッティングの時に一度実行に移して痛い目にあってるのでもうしません(笑)。
ああ、油田が燃えている景色、すっごいキレイだったなあ。その中を油まみれになってひたすら行進、行進、また行進。ホントの地獄って、こういうモノなのかもしれない。
ちなみに、湾岸ものでも、ショーン・ビーン主演の
「ブラヴォー・ツー・ゼロ」という物凄い大傑作もあります。原作から読みましたが、これは本気に
ヂゴクです。切に、DVD化希望なり。
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ウーーアッ!!

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